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専門家 片思い

「ハロー効果」を使えば恋愛はうまくいく!【専門家監修】

小日向るり子

「ハロー効果」って聞いたことないですか? 心理学で用いられる用語ですが、何やら恋愛においてもうまく取り入れると、いい働きをするようです。ハロー効果とは何なのか、具体例とともに、心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。

人間の心理について、昔から多くの学者がさまざまな実験を行ってきました。

そして、実験の結果、ある状況下において顕著にみられる心理状態に「○○効果」「○○の法則」といった名前がつけられ、現在もマーケティング・ビジネス・教育の場などにおいて活用されています。

こうした心理効果はもちろん恋愛心理にも応用ができます。今回はその中でも「ハロー効果」と呼ばれるものについて解説してみたいと思います。

ハロー効果とは

「ハロー効果」という名称を聞くと、ハロー=Hello、あいさつの効果? と思う方もいると思いますが、ハロー効果とは英語の「halo=後光、光輪」からきています

つまり直訳すると「後光効果」あるいは「光輪効果」という意味です。

ハロー効果の意味

心理学におけるハロー効果とは「対象が持つ顕著な特徴に引っ張られてほかの特徴についての評価が歪められてしまう」という心理状態を指します。

ハロー=後光であると前述しましたが、文字通りその顕著な特徴がhalo(後光)のように対象全体を明るく照らし、本来の特徴が見えづらくなるわけです。

ハロー効果にはポジティブとネガティブなものがある!

ハロー効果の意味が「本来の特徴が歪められる」ということで、ネガティブに捉えてしまう方もいると思いますが、この人間心理をポジティブに捉えて活用していくこともできます。

以下、ハロー効果のプラス面とマイナス面について、具体例を挙げながら解説していきます。

ポジティブなハロー効果【具体例付き】

マーケティングの分野では、ほとんどがハロー効果のプラス心理を狙っています。

たとえば、本についている帯。無名の作家が書いた本に著名な人気作家の「私が自信をもってオススメします!」と書いた帯がついていたらどうでしょう。本来見極めるべきは本の内容ですが、人気作家が薦めるという帯につられ、読む前から「この本はおもしろい」という認知バイアスが働きます。

企業がCMにおいて好感度の高い有名人を起用するのも「あの○○さんが薦める商品だからきっといい物だ」という心理にさせることが狙いなのです。

また、ハロー効果は比較対象があるとわかりやすいです。

料理人が2人いてカレーを作ったとします。ひとりは白いコックコートを着てコック帽をかぶっており、もうひとりは普段着でした。出来上がりは同じ見た目です。さてどちらのカレーを食べたいと思いますか? ほとんどの人がエプロンをつけていた人のカレーを選択するのではないでしょうか。

採用面接の際に「身なりをきちんとしていきましょう」と指導するのもバロー効果におけるプラスの認知バイアスを期待しましょう、ということなのです。

ネガティブなハロー効果【具体例付き】

あなたは「お金持ちになる方法」という講演会に行きました。そこでの講師の先生の身なりがだらしなかったら講師の言うことを実践しようと思いますか?

化粧品販売店で肌が荒れている美容部員がオススメする美容液を買おうと思いますか?

歯並びが悪く、口臭がする歯科医の歯列矯正を受けたいと思いますか?

すべて答えはNOですよね。どんなに商品や技術がよくてもそれを勧める人があまりにもそぐわない特徴をしていると、逆効果となってしまいます。

ピグマリオン効果とハロー効果のちがい

ハロー効果と似た心理効果で「ピグマリオン効果」というものがあります。

ピグマリオン効果とは「指導者が学習者に対して期待を込めて接すると、学習者はそれに応えようとして成績があがる」という心理状態をさします。

ハロー効果もピグマリオン効果も相手(対象)に対して観察や働きかけをすることによって起こる心理変化です。

恋愛に応用しようとする場合、 ピグマリオン効果はそれによって「相手を変える」のに対し、ハロー効果はそれによって「自分の心理が変わる」というちがいがあります。

次ページ:ハロー効果を使った恋愛テクニック

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