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寂しい気持ちで眠れない。失恋の痛みを今すぐに解消する方法

関由佳

寂しい気持ちを手っ取り早く解消する方法4つ

失恋をしたら寂しくなるのは当たり前。でも長引くと心身ともに疲れてしまいます。

そこで、手っ取り早く寂しい気持ちを解消する方法をご紹介します。

人生全体から俯瞰(ふかん)して見る

何かに悩んだりつらいことがあったりすると、人は視野が狭くなりがちです。思いつめる前に、人生全体から俯瞰して、視野を広げてみてください。

今自分がいるところは、人生の途中。「この苦しい気持ちはいつまで続くのだろう……」と悲観的に思うときもありますが、寂しい気持ちを感じている今の時間は、長い長い人生から見ればほんの一瞬の出来事です。

まだまだ続いていく人生では、さまざまな出会いや楽しいことがたくさんあるはず。数年後に振り返ってみれば、「そんなこともあったなぁ」ときっと笑って過ごせます。

視野を広げれば「すぐこのつらさも終わる」と思えるようになりますので、苦しいときこそ「今だけ」と思うクセをつけましょう。

無になれることを探す

考える時間があるとどうしてもマイナスなことや考えても仕方のないことを想像してしまうので、まずは落ち着くまで心を無にして過ごしましょう。

仕事を増やせるなら、あえて忙しくしてひとりになる時間を減らす、というのもOK。ただ、無理して疲弊するのもあまりいいことではないので、できれば体に負担のないもので時間を割きましょう

たとえば、ゲームや手芸、カラオケなど没頭できる趣味など。ひたすら何も考えずに熱中していれば、別れた恋人のことを考えずに済みますし、ストレスも解消されます。

別れた恋人の悪いところを思い出す

別れ方にもよりますが、失恋をするとだんだん思い出が美化されていく傾向があります。今は寂しさも相まって「あのときはよかった……」「本当はいい人だったのかも」と後悔していても、別れる寸前は「もういやだ」「あんな奴別れてやる!」と思っていたはず。

寂しい気持ちは思い出を屈折して投影させることがあるので、今回の恋で苦しかったことやつらかったことを思い出し、「自分はそこから抜け出したんだ」と言い聞かせてみて。思い出は、時間が経てば“過去”としてきちんと心の箱にしまえるようになるので、今思い返すなら、いい思い出よりも恋人の悪い部分を思い出すようにするといいでしょう。

新しいコミュニティを作る

人間関係は、ひとり失っただけでそこに付随する人たちとの関係も切れてしまいがち。共通の友人や相手の親族など、人間関係がごっそりなくなってしまうことで、より寂しさを感じやすくなります。

しかし、逆に言うと新しいコミュニティを作ればまた新しい人間関係が広がっていくということ。習いごともよし、朝活などに参加して異業種の人とつながるもよし。付き合いの浅い人のことは知らない部分も多いので、会話が弾み、寂しさを紛らわせることができるはずです。

次ページ:寂しい気持ちを解消するのに「やってはいけないこと」3つ

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