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【漢方ビギナーQ&A】漢方薬って花粉症にも効くの? 症状別の対策をチェック

岸本京子

鼻水が止まらない。目がかゆい。咳が出る……。つらい花粉症ですが、漢方薬は効果的なのでしょうか? 今回は気になる花粉症と漢方の関係から、症状別に有効な漢方薬などについて、八丁堀石川クリニック院長で漢方専門医の岸本京子先生に解説してもらいました。

■花粉症に漢方薬は有効なの?

そもそも漢方薬って花粉症に有効なものなのでしょうか。花粉症の原因と漢方薬との関係から探っていきます。

◇そもそも、花粉症ってどんなもの?

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となり、三大症状と呼ばれる“くしゃみ・鼻水・鼻づまり”や、目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす疾患のことです。そのほかにも、流涙、充血、喉のかゆみ、皮膚のかゆみ、熱っぽさ、だるさなどの症状を伴うこともあります。

また、アレルギー性鼻炎には、季節性と通年性があるのですが、花粉が飛散する時期だけに症状があらわれる花粉症は、季節性アレルギー性鼻炎です。

◇花粉症の原因は?

日本で花粉症の原因となる植物は、50種類以上あると言われています。樹木ではスギ、ヒノキ、シラカンバ、草花ではブタクサ、ヨモギなどが有名ですね。なかでも、日本の花粉症患者の約80%はスギ花粉が原因と言われています。

◇漢方薬の花粉症への効果は?

漢方には、症状そのものを抑える“標治”と、体質を改善する“本治”という考え方があります。花粉症の症状があらわれる急性期には標治法、アレルギー症状がほとんど出なくなる寛解期には本治法を行います。つまり、花粉症の時期は花粉症の症状を抑える漢方薬を、それ以外の時期は体質改善の漢方薬を服用すると、より有効ということです。

花粉症になる方は、水毒体質の方が多いのも特徴。水があるべきところになく、なくてよいところに偏在しているため、それが鼻水や鼻づまり、流涙になるわけです。このような場合は、水毒を治す目的で、水分バランスを整える利水作用のある漢方薬を用います。ただ漢方薬を選ぶ際には、冷えがある“寒証”なのか、炎症が激しい“熱証”なのか、その人の体力や体質に合ったものを選ぶことが重要です。

◇いつごろから飲めばいい?

漢方薬には即効性のある処方もあり、早いと20分程度で効果があらわれるので、症状が出てからでも十分効果が期待できます。ただ症状が重くなってからでは、処方するお薬も強くしなければいけません。できれば毎年症状が出る少し前、または出始めたらすぐに内服するようにしましょう。また症状がない時期には、体質改善の漢方薬を飲むことをオススメします。

次ページ:【症状別】花粉症に有効な漢方薬

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