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コラム ダイエット

体臭だけじゃない!ダイエットのしすぎも「スメハラ女子」の原因だった!

職場の臭い問題を指す言葉として、「スメハラ(スメルハラスメント)」が注目を浴びています。「臭いによって他人に不快感を与える」といえば、つい中高年の男性を思い浮かべがちですが、実際は女性が加害者になっているケースも多いようです。多くの場合、加害者本人には自覚がないため、誰もが加害者になってしまう可能性を持っています。

スペースの限られたオフィスで、嫌な臭いをかぎ続けなければいけないストレスは計り知れません。これは、「臭いが嫌で毎日仕事に行くのが苦痛」というレベルに達することもあり、仕事の成果にも影響を与える大問題です。 そこで、スメハラの加害者にならないポイントと、被害者になった場合の対処法を紹介してきます。

 

香水や柔軟剤がスメハラになることも!

嫌な臭いの原因として真っ先に思いつくのは、汗やタバコの臭い、中高年男性の加齢臭などですが、スメハラの原因は多岐にわたっています。女性の場合、およそ次のようなものが挙げられます。

●汗・体臭

汗・体臭はスメハラ原因の代表選手です。脇汗や足は、男女ともに臭いが気になりやすいところですが、女性特有のものでは、生理前~生理中のデリケートゾーンの臭いや、きびしい食事制限など行き過ぎたダイエットが原因の臭いも挙げられます。基本となる対策は、毎日の入浴で体を清潔に保つことです。部位別には次のような方法が有効です。

・足
一般的なオフィススタイルであるパンプスにストッキングの組み合わせは、パンプスの中で汗が溜まって蒸れ、時間とともに臭いが発生します。足の臭いを消す方法としては、パンプスを数足そろえて日替わりで使う、職場に着いたらストッキングを履き替える、汗を吸収する中敷を使う、つま先が空いている通気性の良いパンプスを履くなど、パンプスの中に汗を溜めないことを心掛けてみてください。

・脇汗
脇汗の臭いの原因は、汗の量が多いか、「アポクリン腺」という汗腺から出る独特の臭い(ワキガ)のどちらかです。対策の基本は、肌着を小まめに取り替えて衣服の雑菌を減らすことです。また、動物性タンパク質や脂っぽい食べ物を食べる回数を減らす、お酒を控えるなども臭いを抑えるのに役立ちます。強い臭いが気になるようなら、一度皮膚科や美容科を受診してみるのもいいでしょう。

・デリケートゾーン
生理中はナプキンで覆われるために雑菌が繁殖しやすく、それが臭いの原因となってしまいます。対策としては、シャワーやビデなどを利用して清潔に保つことを心掛け、ナプキンは3時間を目安にこまめに取替えるようにしましょう。

・ダイエット臭
体臭が出てしまうようなダイエットは行きすぎなので、ダイエットの内容を見直してみてください。極端な食事制限は避けるようにしましょう。

●口臭

口臭には、食べ物が原因の一時的なものから恒常的なものまでさまざまな原因がありますが、虫歯や歯周病、口腔内に唾液が少なくなる、ドライマウスなどの口内疾患も原因になります。気になるようなら一度歯医者に行き、検査を受けてみるのがおすすめです。

●香水

体臭・口臭だけでなく、香水もスメハラの原因の1つです。体臭を気にして使った香水が逆効果という場合もありますので、注意が必要です。香水の種類に合わせた適量を知り、つけすぎないことが何よりの対策になります。また、出掛ける30分前にはつける、人とぶつかりやすい手首は避ける、といったことも効果的です。

 

●柔軟剤

香水と同じく、臭いを消すつもりで使ったはずが逆効果になっている場合があります。規定量を守って使いましょう。あまり匂いの強い柔軟剤は、職場に着ていく物には使わないほうが無難です。

簡単に実行できるセルフチェック

たとえ臭いがあっても、自分自身の臭いには慣れてしまっているので、自分で気付くことが難しいのもスメハラの特徴です。けれど、くさいと思われるのはもちろんですが、「くさいと思われているかも……」と感じながら毎日を過ごすのは嫌ですよね。自分の臭いを客観的にチェックするには、次のようなことが役立ちます。

●頭皮

地肌をマッサージするように指で触り、臭いを嗅いでみたときに、脂っぽい臭いがしていませんか? 脂っぽい臭いがするようなら、汗と皮脂の分泌が過剰になっている可能性があります。食生活を見直し、ジャンクフードや甘い物、脂っぽい物を控えることで改善される場合があります。

●脇

シャワーを浴びてスッキリしたあとに、その日1日着ていた服の臭いを嗅いでみるのが最も簡単な方法です。服の脇の部分に黄色いシミができているかどうかも、ワキガの可能性を判断する目安になります。

●足

履いていた靴や足の臭いを嗅いでみるのが一番ですが、1日中靴を履き続けていたあとは、臭いがあるのが普通です。ストッキングを履き替えたり、足拭きシートを利用して汗を拭き取ったりと、こまめに汗をこもらせない対策を行うほうが重要になります。

●口臭

まず、コップや袋に息を出し、逃げないようにフタをして、新鮮な息を吸い直してから、閉じ込めていた息の臭いを嗅いでみましょう。また、ガーゼで舌の表面をこすり、その臭いを嗅ぐ方法でもセルフチェックできます。

 

被害者になったときは、相手を傷付けない伝え方を

ここまで加害者にならない方法ばかりを紹介してきましたが、被害者になってしまったときもたいへんなのがスメハラの特徴です。というのもスメハラは、加害者側は自分の臭いに対して自覚がありません。当然、自分から改善することも期待できず、誰かが教えてあげなければいけません。しかし、臭いの問題は非常にデリケートなものです。誰だって面と向かって「くさい」と言われるのは嫌ですし、注意することでその人との関係が悪くなってしまう危険性もあります。「毎日のことなので直してもらわないと困るけれど、本人には言いづらい……」と、本人に伝えることをためらってしまい、結局、被害者側が我慢するしかなくなってしまうことが非常に多いのです。

上司が率先してスメハラ問題に取り組んでくれたり、相談できる窓口が設けられていたりするといいのですが、残念ながら多くの会社ではそこまで対策が進んでいないことがほとんどです。そこで、「いかに相手を傷付けずに、自分の臭いに気が付いてもらうか」が、スメハラを解決する一番のポイントになります。
必ずこうすれば成功するという定型はありませんが、いくつか参考になるケースを紹介します。

 

●職場でのスメハラの認知度を高める

最も理想的な方法は、職場でのスメハラの認知度を高めることでしょう。 スメハラが話題になることで、「俺(私)は迷惑をかけているのでは?」と自分で気が付いて、臭いに気を使ってくれるようになれば、誰も傷付かずに問題は解決します。管理者やチームリーダーのポジションにいなければ率先して行動を起こすことは難しいですが、「体臭は自分じゃわからないから気を付けないとね」などと自分の話題として話を振ってみる、同僚との会話の中にスメハラの話題を挟む、スメハラが特集になっている記事をさりげなくみんなの見えるところに置いておく、などで成功した事例もあります。

●上司から伝えてもらう

職場で最も大事なことは仕事ですから、仕事の妨げになるレベルのスメハラなら上司に相談するのが一番です。上司から伝えてもらったほうが従いやすいでしょうし、同僚や部下から伝えられるよりはショックも少なくて済みそうです。

●同年代の同性から伝えてもらう

上司本人がスメハラの加害者である場合など、直接伝えるしかないときでも、異性や部下から注意されるとショックが大きいものです。可能であれば、上司と同年代で同じような役職にある人から伝えてもらったほうがうまくいくことが多いようです。頼めそうな人がいるなら、一度相談してみるといいでしょう。

●信頼関係があれば、ストレートな伝え方がいい場合も

加害者とのあいだに「この人の言うことなら聞いてみようかな」と思ってもらえるだけの信頼関係があれば、「傷付けてしまうかもしれないけれど、どうか聞いてほしい」などと前置きした上で、直接伝える方法もあります。その人の良いところをたくさん伝えたり、具体的な対応策を話したりするなど、「あなたを嫌っているわけではない」ということを理解してもらうことに努めましょう。

【まとめ】

臭いの感じ方は人それぞれです。自分には心地良い臭いでも、他人にとっては悪臭ということもあります。スメハラは誰もが被害者・加害者両方になる可能性があることを忘れずに、毎日のケアを心掛けてください。

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