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雑学 マネープラン

「専業主婦」に関する金銭事情まとめ

フォルサ

「限られた収入の中で何とかやりくりしていくのが楽しい」という人もいれば、「毎月のお小遣いだけじゃイヤだから稼ぎたい」など、既婚女性のお金の感覚はさまざま。家族が増えたらそれだけ支出も増え、お金に関してシビアに考えることも増えるかもしれません。今回は共働き世帯との比較や働き方、夫の収入、プチ稼ぎなど、「専業主婦」をとりまく金銭事情についてまとめました。

■「専業主婦」を取り巻く働く男女の気持ち

若い女性の間で「専業主婦志望」が増えているという話を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。実際はどうなのか、アンケートで調べてみました。

●3人に1人の女性が「専業主婦になりたい」

働く女性に「結婚したら、『専業主婦』になりたいと思いますか?」と尋ねたところ、およそ3人に1人が「思う」、残りが「思わない」という結果に。

⇒記事を詳しく読む:話題の「専業主婦」という生き方! 働く女性は羨ましく思う?【前編】

●「専業主婦」がうらやましい女性は約半数!

働く女性に「専業主婦をうらやましいと思うか」聞いたところ、49.4%の人がうらやましく思っていることもわかりました。

⇒記事を詳しく読む:話題の「専業主婦」という生き方! 働く女性は羨ましく思う?【前編】

●男性は自立した女性を求めている

実は多くの男性が金銭的に自立した女性を求めているという調査結果が。しかもその割合は、年々増加しているようです。

⇒記事を詳しく読む:専業主婦希望女子に悲報!今どき男子の7割以上が金銭的に自立した女性を求める―最新調査結果

■専業主婦の価値とは

専業主婦の仕事はひっきりなし! しかも食事の支度から家計のやりくり、そうじ、育児など、さまざまな仕事をマルチにこなさなければなりません。休みなしで働き続ける専業主婦の仕事に給料を支払うとしたらどれくらい? 働く女性が考える専業主婦の価値をまとめました。

●月給に換算すると10万円以上20万円未満

専業主婦を月給(手取り)に換算するとどれくらいの価値があるか尋ねたところ、

「10万円未満」14.7%
「10万円以上20万円未満」45.5%
「20万円以上30万円未満」21.0%
「30万円以上40万円未満」8.0%
「40万円以上50万円未満」0.6%
「50万円以上」10.2%

という結果に。約46%が「10万円以上20万円未満」と回答しています。

⇒記事を詳しく読む:女子に聞いた! 専業主婦って月給(手取り)どれくらいの価値?⇒「10万円以上20万円未満 45.5%」

●24時間365日無給は高給であるべき

中には「住み込みの仕事だから25万円は欲しい」「24時間365日休みなく働いているから50万円」といった意見もあります。

⇒記事を詳しく読む:家事ってけっこう大変なんだから! 女子が思う「専業主婦の給料」はいくら?

そのほか、「自分の采配次第で手を抜ける」「初任給くらいの手取り額」といった理由で、15万円くらいに考えている人も。

⇒記事を詳しく読む:女子に聞いた! ぶっちゃけ、専業主婦って月収いくら位の価値がある?⇒「休みがないから30万円」

■専業主婦と兼業主婦どちらがお得?

「専業主婦の仕事を給与に換算すると50万円」という意見も出ましたが、あくまでもそれは仮の話。実際、そんなお金が湧いてくるわけでもないし、家計が苦しくなったら働くことを考える人が多いことでしょう。でも働き始めたら「扶養控除」の問題も。働くのと専業主婦どちらが結局お得なのか比べてみました。

●優遇制度は縮小傾向

専業主婦のメリットは、税金などの優遇策を受けながら、自分たちの生活を楽しむことができること。安心して子育てにも取り組めそうです。ただ、専業主婦の優遇政策は縮小傾向が進みそうなのを忘れてはいけません。専業主婦と共働きで一番差がつくのは、老後の妻の年金です。共働きの妻は、現役時代に厚生年金などに加入して年金保険料を負担しているため、老後の年金額もアップします。

⇒記事を詳しく読む:「共働き」と「専業主婦」って、どっちがお得なの?

●それぞれのキャリアプラン・ライフプランの差

収入のほか、キャリアプラン、ライフプランも専業主婦・共働きの主婦では大きくちがいます。自分の状況に合った方を選ぶのが肝心です。

⇒記事を詳しく読む:専業主婦or 働くママ、どちらを選ぶ? それぞれのお金と心構えについて

●専業主婦にはリスクがある

結婚を考える彼が、妻には専業主婦でいてほしいと希望しているケースもあります。でも彼ひとりの収入でもきちんとやりくりすればやっていけるものなのか…? 相手の財布事情を知らずに結婚してしまうと、“結婚後プア”に転落してしまう危険性もあります。リスクもしっかり視野に入れましょう。

⇒記事を詳しく読む:結婚後、仕事をやめてほしいという彼。専業主婦になって大丈夫?

■夫の収入はいくら必要?

実際、夫にどのくらいの稼ぎがあれば、専業主婦としてやっていかれるのでしょうか?

●女性が結婚相手に求める年収は「400万円以上~500万円未満」

働く女子に、「結婚相手に求める年収」について聞くと、「400万円以上~500万円未満」という意見がもっとも多いい結果となりました。これは、共働きも見据えた女性の意見も含めたものです。

⇒記事を詳しく読む:女性に聞いた! ズバリ、結婚相手に求める年収はいくら?

●収入への不満は年収400万円を超えると激減

専業主婦やパート主婦に聞いた「夫への不満」の中で、収入への不満は年収400万円を超えると激減することもわかっています。

⇒記事を詳しく読む:専業・パート勤務の主婦が望む夫の収入「400万円以上」!?

●専業主婦になるなら夫の最低年収は「500万円以上600万円未満」

では、年収が最低いくらだったら専業主婦になってもいいと考えているのでしょう。アンケートの結果、「500万円以上600万円未満」が1位でした。

⇒記事を詳しく読む:いくらの年収の彼で女は専業主婦を目指すのか 結婚のお金っていくら必要?

●FPが答える! ズバリ専業主婦の夫に必要な年収額

FPの風呂内亜矢さんに、ズバリ専業主婦になるのに必要な夫の年収について聞いてみたところ、以下のようになりました。

・2人世帯(夫婦)……約548.6万円(節約をがんばるなら450万円ほどでも可能)
・3人世帯(夫婦と子ども1人)……約580.3万円
・4人世帯(夫婦と子ども2人)……約625万円

⇒記事を詳しく読む:年収いくらの男性と結婚したら「専業主婦」になれるの?

■専業主婦の現状とリスク

実際の専業主婦の現状について、さまざまな角度から見ていきましょう。また、そのリスクに関する情報も集めました。

●専業主婦は「高収入世帯」と「低収入世帯」に二分される

FPの花輪先生によると、「専業主婦になってほしい」と強く希望する男性は「年収300万円以下」と収入が少ない人、もしくは「年収1000万円以上」など収入が多い人たちに二分されている傾向があるとのことです。

⇒記事を詳しく読む:結婚後、仕事をやめてほしいという彼。専業主婦になって大丈夫?

●「結婚後プア」になる人も

望んで専業主婦になったものの、見通しが甘かった、というケースもあるようです。子どもが小さいうちは、それほどお金はかかりません。夫の収入が低くても、意外と平気だったりもします。でも、高校生や大学生になると、およそ3割支出額が変わります。

⇒記事を詳しく読む:女子の出費に理解のある男性は少数!? 結婚後プアを防ぐ方法

●既婚女性の4人に1人が「専業主婦になるのは厳しい」

さらに働く既婚女性の4人に1人が「私の収入が途絶えたら、どれだけ生活レベルを落としても、すぐに行き詰まる」という調査結果も。

⇒記事を詳しく読む:ダブルインカムは当たり前!? 既婚女性の4人に1人が「私の収入が途絶えたら生活に行き詰まる!」

■まとめ

志望者が増加傾向と言われる「専業主婦」。就職率は増加傾向にある現在において、その“永久就職率”は年々低下しつつある現状がわかりました。やはり切っても切り離せないのが「お金」の問題。子どもを2人持ちたいなら、夫に年収625万円は稼いでもらわなくてはなりません。それだけ高収入な男性を見つけるよりは、2人で働いたほうがはるかに可能性は高そうですね。それでも専業主婦になりたい方は、そのリスクを覚悟の上で、高収入な男性を見つけ出しましょう。

(松原圭子/フォルサ)

※画像はイメージです

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