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専門家 ヘアスタイル

ヘアケアマイスターに聞く! シリコンとノンシリコンシャンプー、どう選べばいい?

ユンブル

ドラッグストアなどで、「シリコン」、「ノンシリコン」と表示されたシャンプーがずらっと並ぶのを見ては、どれをどう選べばいいのか迷ってしまう人も少なくないはず。そこで、シャンプーの違いや髪質に合う選び方について、ヘアメイクサロン・MINT(ミント・東京都渋谷区)の美容師で、毛髪診断やヘアケアのアドバイスを専門的に行うヘアケアマイスターの磯部幸弘さんにお話を聞いてみました。

■ノンシリコンシャンプーは、洗いあがりが軽やか

―「シリコン」という言葉をよく耳にしますが、どのような性質、特徴があるのでしょうか。

磯部さん シャンプーに使われるシリコンとは、人体には無害なシリコンオイルという油の成分のことです。髪をコーティングしてツルツルとなめらかにし、光沢を出すように働きます。また、ドライヤーの熱から髪を保護する働きもあります。トリートメントやヘアワックスのほか、日焼け止めやファンデーションなどの化粧品にも配合されています。

ノンシリコンシャンプーは、名称の通り、シリコンを使っていないシャンプーのことを指します。

―シリコンは頭皮や髪にダメージを与えるという話も聞きますが、本当のところはどうなのでしょうか。

磯部さん ダメージを与えるわけではありません。シリコンの性質上、洗い流しが足りないと頭皮の毛穴に詰まることがあり、肌トラブルやベタつきを起こしやすくなります。

また、安価なシリコンシャンプーに含まれるシリコンは、洗い流しても髪の表面に膜を覆うように積み重なるので、パーマやカラーの液剤が浸透しにくくなります。

―シリコンシャンプーを使う場合は、よく洗い流す必要があるということでしょうか。

磯部さん そうです。洗い流したと思ってからさらに数十秒はお湯で流してください。

―ノンシリコンシャンプーは、どのような点がいいと言われるのでしょうか。

磯部さん シリコンのコーティングがされていない分、洗いあがりが軽やかになるのが特徴です。仕上がりのサラサラ感やふんわりしたボリューム感が出やすくなります。自然派志向の方が選びやすい傾向にあるようです。

ただし、シリコンシャンプーのように、毛の修復作用や、熱や摩擦から髪を守る働きはないことを知っておき、髪の傷みが気になる場合は、ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメントを使うようにしましょう。

■ボリューム、ダメージ、ベタつきなどの髪質で選ぶ

どちらにもメリット、デメリットがあるようで、さらに迷います。ここで、髪質や特徴に合わせたシャンプーの選び方について、磯部さんに教えてもらいましょう。

<シリコンシャンプーが合うタイプ>

・枝毛や切れ毛など、髪のダメージが気になる
・毛量が多く、ボリュームに悩む
・ドライヤーやコテ、ヘアアイロンを頻繁に使用する

<ノンシリコンシャンプーが合うタイプ>

・ボリュームがなく、ペタンコになるのが気になる
・アレルギーやかゆみがある
・髪のべたつきが気になる

―それぞれのシャンプーに合うタイプがわかりました。では、これらが混合して気になる場合、たとえば、「枝毛や切れ毛が気になる。ボリュームがない」という髪質ならどうすればいいでしょうか。

磯部さん ノンシリコンシャンプーを使って、仕上げにシリコン配合のトリートメントを使う方法があります。

トリートメントの塗りかたとして、シリコンは油分が多く頭皮にたまりやすいこと、また、根元の毛は生えたばかりで健康な場合がほとんどなので、頭皮や根元に塗る必要はありません。髪の長さの中間から毛先、つまり、ほほ骨より下のあたりから毛先に向かってつけて、根元は手に残ったトリートメントをサッとなでつける程度で十分です。

また、シャンプーによって、使用するシリコンや配合している成分はさまざまで、それぞれに多くの種類が販売されています。シリコンシャンプーやノンシリコンシャンプーの中でもどれにしようかと迷ったときは、ボトルに表示されている仕上がり感の好みで選ぶとよいでしょう。

迷ったときは、美容師に相談してください。髪質をチェックしながら、シャンプーの選び方をアドバイスしてくれるはずです。

―ありがとうございました。

■まとめ

まずは自分の髪質はどうか、髪の悩みをどう解決したいかという点を考え、仕上がりの状態を想定しつつ、適切なシャンプーを見つけたいものです。

(岩田なつき/ユンブル)

取材協力・監修 磯部幸弘氏。日本ヘアケアマイスター協会認定ヘアケアマイスター。美容師。ヘアメイクサロン「MINT」(ミント・東京都渋谷区)に勤務。
MINT 東京都渋谷区恵比寿南2-5-9 内藤ビル202
http://www.mint-tea.jp/

 

 

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