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お好み焼きがクラゲに!? カレをある意味で驚かせた、女子の大失敗料理12連発

森川ほしの/OFFICE-SANGA

「男のハートをつかみたいなら、まずは胃袋をつかめ!」とよく言います。好きな人のために、張り切って手料理を振る舞った経験を持つ女性も多いことでしょう。そして、その結果、彼氏や夫を驚かせてしまうような、大失敗手料理を出すことになった女性もいるようです。一体どんな残念手料理ができあがったのでしょうか? くわしく聞かせてもらいました。

さらに、家庭料理が学べる自宅お料理教室の、泉本勝代先生からのアドバイスも一緒にご紹介。ぜひチェックしてみてください!

どうしてこうなったの?

・「焼きそばを作ったときに水の量を適当にしたら、びちゃびちゃの焼きそばになってしまった」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「素麺。ゆですぎ? て、麺が大きな塊になってしまった。相手の表情も固まっていた」(25歳/通信/技術職)
・「カルボナーラを作ったが失敗して、ボソボソになってしまった。彼氏は苦笑いだった」(24歳/食品・飲料/専門職)

まず、焼きそばの場合は水の量が袋に書かれているはず。それを守れば、防げた失敗かもしれませんね。素麺はたしかに、ゆで時間に問題がありそう? カルボナーラは手早く調理しないとおいしくできないので、意外と難しいメニューです。

あれ? 味が……

・「味が薄かった。パスタだけど素材の味のみだった」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「煮物。しょっぱくて食べられなかった」(24歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)
・「オムライスを作ったが、味がなくてまずかった」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

味が思った通りにならないという失敗は、「味見をすることで避けられます」と泉本先生。「たとえ本の通りに作っていても、調味料の軽量には誤差が出てしまうものです。それに、同じ調味料でも、メーカーが違えば味が異なります。レシピ通りに作っているときも、かならず味見はしてくださいね」(泉本先生)

泉本先生のお料理教室に来られる生徒さんたちの中にも味見をしない人が多くて、先生はいつもびっくりするそう。彼においしい手料理を食べさせたいなら、「仕上げの前にかならず味見」。これを忘れないようにしましょう!

苦い失敗!

・「お好み焼きを焦がして、クラゲみたいになった」(27歳/食品・飲料/営業職)
・「親子丼が焦げた」(23歳/医療・福祉/専門職)
・「ハンバーグが焦げてしまった。焦げた部分を削って食べた」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)

まさかよそ見をしていたわけではありませんよね? 筆者もこれまでに数えきれないほどの「焦げメニュー」を作ってきましたので、人のことは言えませんが……。「あともうちょっと」と思って油断していると、あっという間に焦げてしまうから不思議です。

生焼けは危険!

・「バレンタインのときに、チョコケーキを作ってプレゼントしたけど失敗して、生っぽくて、彼氏がおなかをこわした」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「肉が生だと怒られた」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「彼にパンケーキを作ったら、中が生焼けだった」(31歳/医療・福祉/専門職)

「焦げた!」も「生焼け!」も、問題はやはり火加減と加熱時間ですよね。レシピ通りにやっていても、失敗してしまうのはなぜでしょうか?

「火加減が間違っているからかもしれません。たとえば、中火と書かれているとき。ガスレンジについている火力調節の目盛りを中火にセットして、『よし、これで中火!』と安心している人も多いのでは? 実は火加減は鍋やフライパンへの炎の当たり具合で判断するもの。目盛りが中火になっていても、炎の青い部分が鍋底全体にあたっているようなら、それは火加減が強すぎるということになります」(泉本先生)

さらに調理器機によって火力が異なるため、そのときに使用する器具と、炎の関係を目で見て、火加減を調節することがポイントだそうです。これで、「焦げた!」も「生焼け!」を防げるはず!

自分のためだけに作る料理なら、多少失敗したって「まあ、いいか」で済ませられます。しかし、彼に振る舞う手料理となれば、そうはいきません。まずは、失敗の少ないレシピを選ぶこと。作り慣れたメニューや、できるだけ料理手順が簡単なものが良いですね。そして、味見と火加減調節を忘れずに。これでもう、彼の胃袋とハートはつかんだも同然です!

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数131件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2016年01月17日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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