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男性が「好きだけど別れる」本当の理由は? 男性心理&復縁の可能性

織田隼人(心理コーディネーター)

中田ボンベ@dcp

専門家に聞く! 好きだけど別れる男性心理とは

好きだけど別れようと思う男性の心理について、心理コーディネーターの織田隼人さんは下記の4つを挙げています。

(1)遠距離恋愛になったから、会えなくなったから

遠距離恋愛や仕事の勤務体系のズレなどで2人が会えなくなった場合には、好きな相手であっても別れを切り出す場合があります。

好きな相手だからこそ会えなくてつらい、恋愛をしていて楽しいよりつらいほうが多いのならこの恋愛はしないほうがいい、と思って別れを切り出します。

さみしい思いを感じやすい人は、遠距離恋愛など相手と会えない状態になるとつらさを強く感じるので、好きだけど別れるといった選択をすることが多いです。

(2)彼女を支えることができなくなったから

忙しすぎて彼女との連絡ができなくなってきたり、職を失ってお金に余裕がなくなり彼女のことを経済的に支えられないと思ったりしたときに、男性から別れを切り出すことも多いです。責任感のある男性ほどこういう事態に別れを切り出します。

このような別れを切り出された場合は、女性側が「大丈夫! 今は私が応援してあげるから!」といって彼を応援する立場になると、関係が復活することもあります。

(3)2人のいい未来が見えなかったから、価値観が合わなかったから

結婚を想像したときに「どう考えても2人でいて幸せになれなさそう」と思った場合には別れを切り出すことがあります。

たとえば、「性格が似すぎていてちょっとしたことですぐにケンカしてしまうので、これは結婚後も同じだろう」と想像された場合、今好きでも将来つらそうなので諦めてしまう、というような感じです。

2人の将来が明るければ問題ないのですが、2人の将来に希望がもてない場合に、別れを男性から切り出すことは多いです。

(4)ほかに「もっと」好きな人ができてしまったから

好きという感情は、グラデーションのようなもので幅があります。長く付き合っていると、彼女への恋する気持ちはある程度落ち着いてくるものなので、そのときにほかの女性が魅力的に見えてしまうことがあります。彼女への愛情の幅が狭くなっているタイミングで彼女以上にもっと好きな相手ができてしまった場合、別れを切り出されることがあります。

しかしこの場合、一過性のものであることが多いので、彼の気持ちは戻ってくる可能性があります。実際に、彼が新しい彼女と付き合っても「こんなはずではなかった」となることが多いので、もし別れたとしても復縁することが多いのがこの別れ方の特徴でもあります。

男性に「好きだけど別れたい」と言われた……本当なの?

彼氏に「好きだけど別れたい」と言われた場合、本当に好きだけど別れたいのか、それとも彼女を傷つけまいとして言っているのか、真意が気になりますよね。

男性がこのように言う場合、どこまで本気なのか、またその真意を確かめる方法について、織田さんに聞きました。

「別れたい」という気持ちは真実

男性が「好きだけど別れたい」と言った場合、彼は本気で別れたいと思っています。彼女を傷つけたくない気持ちもあるかもしれませんが、「別れたい」と思っているのは真実です。

しかし嫌いで別れたいわけではない状態なので、彼の真意を確かめるには、彼に「どうして別れたいの?」と事情を聞くといいでしょう。事情を聞いてみて、「遠距離だから」とか「支えられなくなったから」という場合には、関係を保つことができる可能性があります。

遠距離の場合は「もっとLINEとかで会話しよ! テレビ会議もできるよ」「22時から24時なら通話できるよ」というように、彼のさみしさを取り除く方法を伝えればなんとかなることも多いです。

「支えられなくなった」とか「さみしくさせたくないから」といわれたときには「これからは私が応援する側にまわるから!」といって実際に彼を支えていこうとするとうまくいきます。

ちなみに彼から「支えられなくなったから」と言われた場合は、女性が「会いたい」「さみしい」「そばにいてほしい」と彼に負担をかけていた可能性もあるので、今後はそういった負担をあまり彼に感じさせないようにする必要があります。

そのほかの場合は、残念ながら別れたい気持ちをなくすことは難しいので、別れてしまったほうがよいでしょう。

▶次のページでは、好きだけど別れたカップルが復縁する可能性について紹介します。

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