“恋愛”と“結婚”は別物！　結婚につながる相手を引き寄せる「出会いの10カ条」

8．男性の会話の“間”は最大のチャンス！ と心得る

さらに、男性との会話が上手な女性は、男性の“間”をきちんと待てる人でもあります。

「男性の会話では“間”が長いことがよくあります。それは、一度文脈を組み立ててから話そうとしているから。そんなとき、反応の早い女性は待てずに自分の話をしてしまいがちですが、会話上手な女性は、しっかりと間を待ってあげます」

“間”を待てるかが、男性に好感を持たれるかのわかれ目。さらに、相手が話してくれたことに感想を言ったり、相槌を打ったりして、きちんと反応することも大切。質問をたくさんしてくる男性には、「どうしてその質問をしたの？」と尋ねると、会話が一層深まるそうです。

9．ひとりでも場を楽しめる女性になる

結婚後は、親や親せき、会社の人たちなどとの交流も増えるもの。そんなとき、敬語やマナーがしっかりと身についており、ひとりでもソツなくその場をこなしてくれる女性のほうが、男性にとっては楽なものです。

「誰とでもきちんと会話できる女性は、男性側の心理的負担を減らします。いざというときに、きちんとした言葉遣いで話せたり、お礼状が書けたりすることも、“結婚”を意識したときポイントが高いです」

自立した女性の振る舞いは、男性を立てるということにも繋がります。常に気にかけてあげなければならないような子どもみたいな子を連れているよりも、ちゃんとした大人の女性と付き合っていると思われたほうが、男性が堂々としていられるそう。

出会いの場という短い時間でも、それとなく周囲に気配りしながらひとりでもその場を楽しめる女性が、男性に結婚を意識させる“いい女”だと心得ておきましょう。

10．“ちょっと物足りない”くらいの男性を狙う

最後に、なかなか難しいのがこの問題。結婚を考えたとき、相手選びに慎重になるあまり、理想がどんどん高くなってしまう女性は多いものです。でも、運命の相手が理想通りとは限らないし、ドキドキするばかりが愛ではありません。

「心ときめく感触はなくても、なんとなく落ち着く相手がいたら、それはもしかしたら運命の相手かもしれません。恋愛関係のもっと向こうに見える未来を見据えている男性は、恋愛に対して苦手意識を持っていることもあるし、自分から積極的に女性を求めないこともあります。でも、穏やかに誠実に日常を紡ぐ心づもりのある男性なら、まさに結婚相手として適していると言えます」

今までなかなか運命の相手に出会えなかった人は、射程圏外の人にも目を向ける習慣をつけてみましょう。ちょっと物足りないくらいの男性が意外にも結婚相手だったということもよくあるパターンです。好みのタイプど真ん中をひとり見つけるまで恋愛しないなんて決めずに、生理的に嫌悪感がないなら恋愛に踏み込んでみる、という気持ちで相手を探してみるのがオススメです。

結婚とは、同じ方向を向いて歩いていくこと！

出会いの場での10カ条はいかがでしたか？　恋愛と結婚は同じようで、異なるものです。

「あまり怖がりすぎず、結婚のパートナー探しはポンと飛び込んでみて、ダメなら引き返す、トライ＆エラーがあっていいと思います。勇気を持って“知人の領域”から“親密な関係”の領域に踏み込んでみて、望んでいたものとちがったら引き返せばいいんです。お互いの顔を見つめ合うのが『恋愛』だったら、同じ方向を向いて歩いていくことが『結婚』です。どんな人とならば、信頼して長い間、隣同士で歩いて行けるかなと考えると、相手選びにもバリエーションが広がると思いますよ」

婚活中の女性は、この10カ条を胸に、勇気を持ってチャレンジしてみてくださいね！

（高橋瑞穂）

※この記事は2015年12月21日に公開されたものです