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やつあたりする人の心理と対処法。やつあたりを避けるには?

笹氣健治(心理カウンセラー)

やつあたりはその人自身の問題。自分もそうなってはダメ

やつあたりは、自分の感情をコントロールできないその人自身の問題です。

また、その問題の解決に取り組む努力をする代わりに、まわりの人を利用して怒りを処理している点では、他人に甘えている行為ともいえます。

「自分の感情をコントロールできない」「他人に甘えている」という説明からわかるとおり、やつあたりをする人は、まさに精神面が子どもです。

子どもには周囲の大人が教育していく必要があるのですが、いい大人になった今となっては、なかなかそういう機会はありません。そうなると、今後もやつあたりを繰り返し、周囲からは扱いづらい人とみなされて、どんどん自分の立場が悪くなっていくだけですが、それは仕方ないこと。

他人のことはさておき、「人のふり見て我がふり直せ」ということわざの通り、自分自身がやつあたりしていないかどうか謙虚にふりかえって、もしそういう傾向があったら、精神的に大人になるように心がけましょう。

(笹氣健治)

※画像はイメージです

※この記事は2015年12月01日に公開されたものです

笹氣健治(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

メンタルトレーナー・心理カウンセラー
1967年生まれ。国際基督教大学を卒業後、NTT(東京支社)に入社。その後、地元の仙台に戻り、スポーツクラブ「グラン・スポール」の経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感して心理カウンセリングを学び、現在は、ストレスやコミュニケーション問題の解消をテーマにした講演やカウンセリング、目標達成のためのメンタルトレーニングを行っている。『「やる気」のある自分に出会える本』(スリーエーネットワーク)、『仕事の悩みを引きずらない技術』(PHP研究所)など、著書19冊。

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