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【カラダのお悩み】早期発見でバストを守る! 「乳がん」のセルフチェック法3つ

ナナネール!

北川 瞳

◆乳がんのセルフチェック法3つ

乳がんは、がんの中でも、自分で発見できる可能性のあるがん。毎月、生理が終わって一週間以内に日を決めてチェックを行えば、異変に気づきやすくなるので、早期発見にもつながります。

1.入浴時に触診する

指をそろえ、指の腹で静かに軽く押さえながら、渦巻き状にていねいにまんべんなく何回も乳房にしこりがないか触って確かめましょう。乳がんの半分近くが、乳首より上の外側にできるので、その部分をより念入りに調べるのがポイントです。石けんなどを付けると、滑りがよくなるので調べやすくなります。

2.鏡に向かって視診する

自然に立った状態で、両方の乳房にいつもとちがう箇所がないかよく観察します。両手を上下しながら、正面、側面、斜めなどから、乳房の形、大きさ、高さ、皮膚の色の変化がないか確認を。また、乳頭や乳輪部分にひきつれやかさぶた、ただれ、血のような分泌物が出ていないかを確認しましょう。

3.仰向けに寝て触診・視診

腕をあげ、乳房の内側を指の腹でまんべんなく確認します。次に乳房の外側半分は、腕を自然な位置に下げて確認。さらに、ワキの下にはリンパ節腫脹ができる可能性があるので、しこりがないか、左右確かめます。そして乳頭を軽くつまみ、血のような分泌液が出ないか確認します。

日ごろのセルフチェックに加え、40歳を過ぎたら年に一回は検査を受けることも重要です。女性にとって大切な胸を守るためにも、今日からはじめてみてくださいね。

(取材協力:北川 瞳、文:須田瑞穂/ナナネール!)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年10月28日に公開されたものです

ナナネール!

編集プロダクション。ビューティー、ヘルスケアを中心に、幅広い層の女性の心をキャッチする最新情報を提供。雑誌「Can Cam」「Ranzuki」「DRESS」、WEB「美的.com」「@cosme」「KADOKAWA 魔法のiらんど」他を担当。会報誌やカタログ、広告なども制作している。薬事法を守りながらピン! とくる表現が得意。

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北川 瞳

聖路加国際病院 乳腺外科 クリニカルフェロー。
イーク丸の内 非常勤務医。
JA愛知厚生連江南厚生病院初期臨床研修を終了。聖路加国際病院乳腺外科専門研修医を経て、クリニカルフェローとして外来診療、手術などを行う。女性の統合クリニック「イーク丸の内」でも非常勤務医として診療を行う。マンモグラフィ読影認定医の認定資格を持つ。患者さんに寄り沿う医療を心がけ、乳腺外科医として日々診療を行っている。

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