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第13話 まさかの3股!?

花火が盛大なフィナーレを迎えると同時に、
僕たちは会場を出た。
シートやゴミ、手荷物を先に片付けていたから、
素早く行動できた。
ここまでは計算どおり。
だけど、希美と並んで歩きたい、と思ったときには、
もう廉と希美が2人で前を歩いていた。

大事なところは、全部、廉に持っていかれる。
希美と一緒に食事に行く約束をしたけれど、
具体的に店を決める段階になったら、
「4人で行こう」と言われそうな気がしてきた。

「2人のこと、気になるの?」
隣を歩いている詩織に言われて、ドキッとした。
僕はそんなに露骨に、廉と希美のことを見ていたのか。
「気になるっていうか……廉は細かいとこまでよく気が付いてえらいっていうか、
あれじゃモテるよなぁって思って」
しどろもどろになった僕を、詩織は意外そうな目で見た。
「廉のことを気にしてたの? 希美じゃなく?」
うわ、もしかして僕が希美を好きだってこと、
詩織にばれてるのか?
と焦ったけれど、詩織は妙に納得したような顔になった。
「確かに、廉はよく気が付くし、モテるよね。
そう言えば、仙台に行ってた時、女医と、他社のMRと、看護師と、同時に3人と付き合ってたって噂、知ってる?」

なんだよ、それって、まさかの3股!?

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