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絶対付き合えません、すみません! 女子がドン引きした「残念な告白」3選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

男性から女性へ、気持ちのこもった愛の告白……。ドラマなら、ドキドキ最高潮のハイライトですよね。ただ、現実となればドラマのような美しい告白シーンばかりではありません。ときには、ちょっと引いてしまうような告白も。今回はそんな「残念な告白」を体験した女性たちに、話を聞かせてもらいました。

■急にそんなことを言われても……(ミサキさん/27歳/商社)

「学生時代からずっと仲良くしている男友だちに、突然告白されて困ったことがあります。彼はとてもモテるタイプで、ほとんど途切れることなく、いつもかわいい彼女がいました。しかし、私にとっての彼はただ気の合う男友だちという感じで、『男性』として意識したことはなかったんです」

ミサキさんと彼はどちらかに恋人がいても、友だちとして会ったり、仲間と一緒に旅行へ出かけたりしていたそう。

「あるとき、彼が彼女と別れたということで、友だち数名で『残念飲み会』でもしようという話になりました。しかし、当日になって私以外のメンバーから都合が悪くなったと連絡があって、結局彼と私の2人で飲みに行くことに。その席で、酔った彼が突然『ミサキのことを愛しているんだよ!』と告白してきました」

これまで、まったく異性として意識していなかった男友だちからの、突然の告白。そのとき、ミサキさんは……?

「彼には申し訳ないのですが、正直、引いてしまったんです。ついこの間まで、彼女がいたワケですし。その前も何人も彼女を紹介されています。まず、信じられませんよね。しかも、『好き』とかじゃなくて、『愛している』って、重くないですか? こちらは友だちとしてつき合っていたのに、向こうは自分のことをそんな風に見ていたのかと思うと、そのあとも会いにくくなってしまいました」

後日、「ずっと好きだった」とあらためて告白されたそう。しかし、すでに引いてしまっていたミサキさんは正直に断り、それ以降、彼とは疎遠になってしまったのだとか。友だちから恋愛関係へ発展させるのは、なかなか難しいですね。

■勘ちがいしていませんか?(キコさん/29歳/精密機器)

「職場の先輩男性から告白されました。でも、その告白が思い出したくないくらい最悪だったんです……」

職場恋愛なんてあこがれますが……。一体何が「最悪」だったのでしょうか?

「飲み会の帰り道、最寄り駅まで2人きりになりました。すると突然その先輩が『いい加減さ、俺とつき合いたいって言えばいいのに……』と言い出したんです。私は、一体何のことだかわからず、ただ黙って立ち尽くすしかありませんでした。そんな私を見て、さらに先輩は『素直になったら?』とひとこと……」

キコさんはその先輩のことなんて、本当に何とも思っていなかったそうです。

「そう言われても、『つき合いたい』なんて1ミリも思っていませんから……。『もう、何言っているんですか……』と笑って流しましたけど。先輩の顔は真剣そのもの。もう、こちらはドン引きです。怖かったので、そのあとは無言のまま大急ぎで帰りました。先輩もバツが悪かったのでしょう。後日この告白について触れられることはありませんでした」

こんなときは「なかったこと」にするのが一番かもしれません。

■「ポエマー」の彼(サカエさん/33歳/教育関連)

「私は現在、独身・彼氏ナシ。なんとかいいお相手に巡り合えないものかと少し焦り気味です。そんな中、仕事関係で知り合ったアラフォー男性から告白されました」

外見も人柄も、なかなか素敵な男性だったそう。まさにいいお相手だったそうですが……。

「その告白の際に、手紙を渡されました。『これを読んで、じっくり考えてほしい』と。帰宅してから封を開けてみると……。そこには、私をほめたたえる言葉がギッシリ。まるでポエムのように書き綴られていました」

手紙には「目が星のように輝いている」「キミの澄んだ声が……」などなど。ひたすら、ポエジーな褒め言葉が並んでいたそう。

「これは、さすがに引きますよね。もっと若いころなら、『まあ、素敵!』と思えたかもしれません。でも、もう私もいい大人です。気持ちはうれしく思いましたが、受け入れることはできませんでした。せっかくいいご縁かと思ったのに……」

非常にロマンチックな男性だったのかもしれませんね。ただ、大人の女性にはポエムはちょっと受け入れがたいかも……。

「好き」と言ってもらえることはうれしいですが、その言い方や告白方法に引っかかってしまったら……。つき合うのは少し考えてしまうかもしれません。映画やドラマで見るような理想的な告白なんて、実際にはなかなかないのでしょうか?

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年07月04日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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