お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
雑学 生活

ロングヘアは病気になりやすいって本当?

男女を問わず、もっとも身近なファッションであるヘアスタイル。寒い時期はロングへアが増えると聞くが、ショートよりも病気になりやすいのはご存じだろうか?

【コツコツ派? それともボーナス頼み? 旅行資金の貯め方「毎月5,000円を集金」「特別賞与を別口座に」】

髪にタバコのにおいがつきやすいのは表面積が広いからで、標準的な体格の女性がセミロングにするとからだの3倍強となり、においどころかバイ菌までからめとってしまう。シャンプーしてもバイ菌の40~60%は髪の毛に残ってしまうので、しょっちゅう髪に触れるクセのひとは要注意だ。

■ショートヘアでも1坪分の表面積

標準的な髪の毛の直径と本数は、
・直径 … 約0.08mm
・本数 … 約10万本
といわれ、長さ(平均)が30cmの場合、髪の表面積は7.54平方メートル、50cmでは12.6平方メートルにも及ぶ。事務所や部屋の広さをあらわすのに使われる「1坪(つぼ)」が3.3平方メートルなので、平均13.1cmに伸ばした時点で1坪=約2畳分の面積が頭にくっついていることになる。

タバコのにおいがつきやすいのも、表面積の広さゆえだ。

対して人間のからだの表面積(平方cm)の目安は、
・青年男性 … 身長(cm)の0.833乗 × 体重(kg)の0.362乗 × 53.189
・青年女性 … 身長(cm)の0.627乗 × 体重(kg)の0.445乗 × 110.529
で求められ、日本人の標準体型である171cm・65kgの男性が1.75平方メートル、158cm・50kgの女性は1.50平方メートルとなる。髪の平均が30cmでは「ロング」とは呼べない長さだろうが、それでも男性は4.3倍、女性なら5倍もの表面積があるため、からだよりもはるかに多くの異物が付着してしまう。

においなら「くさい」だけで済むが、ウイルスや菌も取り込みやすいため、ショートヘアよりも病気になる確率が高くなってしまうのだ。

■シャンプーしても、菌は半減するだけ

髪についたウイルスや菌は「院内感染」の原因にもなるため、医療機関でも研究がなされている。一般社団法人・日本看護研究学会の資料によると、食中毒の原因として知られる黄色ブドウ球菌が髪に触れると、1時間後の付着率はおよそ90%、3時間経つとほぼ100%となったというデータがある。

土や水中などあらゆるところに存在し、敗血症や呼吸器感染症を引き起こす緑膿(りょくのう)菌の場合少し低下するが、それでも3時間後には約80%と安心できる値ではない。これは体温に等しい37℃環境での実験結果なので、菌にとって頭髪は「パラダイス」といえるだろう。

毎日シャンプーしているから大丈夫!と思うのも当然だが、残念ながら安全と呼べるほどの効果はない。洗浄後も40~60%の菌が残ってしまうからだ。同じデータから、シャンプー後に残る菌の割合をあげると、
・黄色ブドウ球菌 … 約60%
・緑膿菌 … 約40%
と、さっぱり感とは裏腹に、半数近くの菌は頭髪に残ってしまう。髪の毛をいたわる系のシャンプーには殺菌成分が含まれていないのが一般的なので、当然の結果でもある。

髪にひそむ菌とうまく暮らしてゆくには、
・髪に触れた手で、食品に触れない
・濡れた手で髪に触れない
ぐらいの方法しかない。しょっちゅう髪に触れるクセのあるひとや、最近体調が悪いと感じているひとは、思い切ってショートにしてみるのも良いだろう。

■まとめ

・髪を平均13.1cmに伸ばすと、表面積は1坪(つぼ)分になる
・標準体型の女性が30cmまで伸ばすと、からだの5倍もの面積がある
・タバコのにおいだけでなく、ウイルスや菌も付着してしまう
・シャンプーしても大多数の菌は髪に残っている

お役立ち情報[PR]