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彼からの返事はない。わたしはひとりになったんだ……

それからまた、わたしは熱に浮かされながら、
浅い眠りに落ちた。夢を、たくさん見た。

会社で、一ノ瀬さんに激しく文句を言う夢。
たしかに、しきりに文句を言っているけれど、
言っている自分自身にすら、自分が何といっているのか聞こえない。
一ノ瀬さんは、まったくの無表情。

居酒屋のカウンターで安曇さんと飲む夢。
トイレに立った安曇さんがいつまでも帰らず、
そのまま閉店の時間になり、ショックを受ける。

修二と初詣に行った神社にひとりで行く夢。
神社に着いても境内には人が誰もいない。
そこへ突風が吹きつけ、掛けられた絵馬が
一斉にガラガラと大きな音で鳴り響いて止まらず、
わたしは怖くなって座り込んでしまう。

目が覚めると全身汗びっしょりで、
ノドがカラカラだった。
わたしはふらふらしながら台所へ行き、水を飲む。
そしてベッドに戻って、
スマートフォンを確かめたけれど、
修二から返事はなかった。
わたしは「これでひとりになったんだ」と思い、
しばらく涙が止まらなかった。

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