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雑学 生活

「五臓六腑(ろっぷ)」とは、どの臓器?

忘年会シーズン。お酒におつまみにと食べまくり飲みまくりのシーズンですね。お酒が美味しくて「五臓六腑(ろっぷ)に染み渡る」なんて言ってる上司がいたりします。ところで、この「五臓六腑」ってどこを指すのでしょうか?

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■東洋医学で言う臓器の名前

五臓六腑の「五臓」とは、肝、心、肺、腎、脾の5つを指します。「六腑」は胆、胃、小腸、大腸、膀胱、三焦の6つを指します。三焦を除き、私たちの知っている臓器の名前ですね。ちなみに「三焦」は「さんしょう」と読み、横隔膜の上部分を指す「上焦」、お腹の上半分の「中焦」、おへそより下部分を指す「下焦」の3つを指すのだとか。

大ざっぱにいうと、人間の臓器全体を指す言葉と考えて良いようです。

■東洋医学の臓器名は私たちの臓器と違う?

名前が一緒なので「ああ、肝臓なんだ。心臓なんだ」と思ってしまいますが、東洋医学の考え方は実際の臓器名とは異なるので注意が必要です。「蔵」は生きるために必要な気や血などを備蓄するための機能の総称であり、「腑」は気や血などを動かす働きをする機能の総称になります。

ですので、東洋医学での「肝」は必ずしも「肝臓」とは限らないのです。

■足つぼマッサージは東洋医学の考え方

東洋医学は陰陽五行説という思想に基づいた考え方を持っており、非常に難解です。ただし、私たちもこれらの概念を使っていることがあります。例えば「土用の丑(うし)の日」といったイベントは陰陽五行説の基本に基づいて作られた暦の一つなのです。

また、風水なども、陰陽五行説から作られています。

他にも、体の調子が悪いときにツボを押すと良くなるというのは、陰陽五行説を医療に活かした結果作られたものです。足つぼマッサージや漢方薬などは、これらの概念を有効活用した治療法です。これを今日では東洋医学と呼んでいます。

日本では、いろいろな思想をごちゃまぜに用いて日本流にアレンジして使っています。しかし、同じ名前でも実際の部位とは異なることも多いのです。マッサージなどで腎が悪いと言われても、必ずしも腎臓が悪いとは限りません。

こんな話を忘年会などで披露すると、場が盛り上がるかもしれませんね。

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