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雑学 ボディケア

ぜんぜん守られていない!? 「薬」を正しい保存方法

Doctors Me
■保存方法を誤ると効果半減!?

薬は化学物質ですので、正しく保存されていないと薬の成分が分解、変質してしまうことがあります。高温、多湿、直射日光を避けて保存するのが基本ですが、それぞれの薬に適正な保存方法があります。市販薬は、箱や添付文書に書いてある説明に従って保存してください。処方薬も室温保存できないものは、薬を受け取る際に薬剤師から指示された保存法に従い、以下のことに注意して保存しましょう。

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■薬の適切な保存温度と場所を把握しましょう

1. 保存温度
・室温保存: 1~30度
・冷蔵保存: 4度
・冷所保存: 15度以下
・遮光保存:日光、光が当たらない場所

食品と同様、冷蔵庫で保存するのがよいと思われがちですが、それは間違いです。薬には、それぞれに薬として安定した状態を保つ適した温度がありますので、必ずその保存温度を守ってください。

2.保存場所
前述した保存温度が保てる場所であれば問題ありません。ただし室温保存では、電気機器や冷暖房機器の近くは温度の影響を受けやすいので気をつけてください。また、車の中は温度変化が激しいので避けましょう。

・粉薬(散剤、細粒、ドライシロップ、漢方)
室温保存で問題ありませんが、湿気を避けるため缶やタッパーなどの密閉容器に乾燥剤を入れ保存するとよいでしょう。

・水薬、シロップ
子ども用の水薬やシロップは精製水などで調整されている場合があり、開封後は雑菌が繁殖しやすいので冷蔵庫で保存してください。

・点眼薬
多くの点眼薬は室温保存ですが、冷蔵庫で保存しなければならない点眼薬もいくつかあります。また、光により不安定になるものは、遮光保存です。

・軟膏・クリーム剤
通常は室温保存ですが、なかには冷蔵庫で保存するものもあります。室温保存のものは、夏はあまり気温が高いと軟膏やクリームが柔らかくなりすぎてしまうことがあるので涼しい場所に保存してください。逆に冬は、室温でもあまり温度が低いと軟膏やクリームが硬くなって使いにくくなり、凍結してしまうと変質する可能性があるので、あまり温度が低くなる場所は避けてください。

・坐薬
冷蔵庫で保存するのがほとんどですが、室温保存でよいものもあります。

・湿布薬
湿布薬は袋に入っているので、開封後はしっかり封を閉めて保存してください。

■まとめ

小さな子どもがいる家庭では、手が届かないところに薬を保存することもお忘れなく。ぜひ一度、この記事を参考に、薬が正しく保存されているかをチェックしてみてください。

(40歳女性薬剤師/Doctors Me)

※画像は本文と関係ありません

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