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先輩の笑顔で、わたしの憂鬱は半分くらい吹き飛んだ

滅茶苦茶になった初詣デートの翌日は、
もう新年の仕事始め。
わたしはため息をつきまくりで、
寒風の吹き付ける中、会社へ向かった。

結局、修二からは「いったいどうしたの?」
というメッセージが一回来ただけ。
その後の反応は何もなく、わたしも返信していない。
わたしは電車のつり革につかまりながら考えた
いったいどうしたいのか実は自分でもわからない。
ただ未来が見えないのがつらく不安なだけだ。

そして会社の建物が見えてくると、
一ノ瀬さんへ始末書を出した件も思い出す。
ため息をついた時、追い越しざまに、
わたしの頭をポンポンとたたいた人がいた。
安曇さんだ。
「あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします」
「あけましておめでとう。今年もよろしく!」
安曇さんの微笑みで、
イヤな記憶も半分ぐらい溶けて消えた。
そして自分のどこにそんな勇気があったのか。
気がつくとわたしは社内に彼女がいる安曇さんに、
自分のほうからお誘いをかけていた。

「あの、今日ランチでもご一緒しません?」

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