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彼はもう、わたしと別れてもいいと思ってるんだろうな

ああ、やっちゃった……ひとりになったわたしは、
駅のホームで大きなため息をついた。

まるで中学生みたいだ。大人気ない。
せっかく3週間ぶりで会えたのに、
デートの途中でひとり帰っちゃうなんて、
いったい何やってるんだろう……。
でもそう思う反面、修二への反発もやはりある。

修二はたぶん、わたしたちの将来について
何も考えてないだろうとは予想はしてたけど、
目の当たりにするとやはりつらい。
わたしはもう一度ため息をつくと、
カバンの中からスマートフォンを取り出した。
「何の連絡もなし、か」

自分から逃げておいて、
追いかけてほしいなんて幼稚だとは思うけど、
でもひとことの連絡もないなんて
……もう、別れてもいいと思ってるんだろうな。

そんな絶望的な気分で、
カバンの中にスマートフォンを戻すとき
長細い箱の包みに指が触れた。
ああ、わたしはまだ修二に、
クリスマスのプレゼントも、渡してなかったんだ。

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