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わたしの願いは彼と仲良く過ごすこと。でも、彼の願いは……?

「今年は修二と楽しい思い出をいっぱい作れますように」
人ごみに押されてたどり着いた本堂で
わたしはかなり本気で神様にそうお願いした。

横に並んでいる修二の顔をチラッと盗み見ると、
彼も一心不乱に神様にお願い事をしていた。
いったい何をと思っていると、目が合った。
「何だよー」
と照れている修二がかわいい。

参拝が終わる頃には気温も少し上がってきた。
あれほどたくさんいた人も、
お参りが終わるとすぐに立ち去ってしまう。

「ねえ、絵馬を書いてみない?」
「うん、そうだね」
巫女さんから絵馬を求めると、
わたしたちは備え付けのマジックで
それぞれの望みを書き出した
わたしの願いは当然ひとつ。
『修二とずっと仲良く過ごせますように』

そして修二のお願い事もやっぱり気になるので
「ねえ、何を書いたの?」とのぞかせてもらう。
すると絵馬には意外なことが書かれていて驚いた。

『出世』

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