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雑学 生活

知らずに使っていた生活の中の仏教用語1位「愛嬌」

すごく身近な存在なのに、あまりよく知られていないのが仏教。ほとんどの人が、お葬式のときぐらいしか意識しないのではないでしょうか。しかし、ふだん私たちが何気なく使っている言葉には、仏教由来のものが少なくありません。

【日本人でも「日本語は難しい」と思うこと1位「敬語」】

そこで今回は、知らずに使っていた生活の中の仏教用語について読者461名に聞いてみました。

Q.知らずに使っていた生活の中の仏教用語を教えてください(複数回答)
1位 愛嬌 47.9%
2位 挨拶 44.5%
3位 アバター 38.4%
4位 安心 34.3%
5位 食堂 32.3%

■愛嬌

・「かわいらしいイメージの用語なので、仏教というイメージとはかけ離れている」(27歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「普通の言葉だと思っていた」(32歳女性/医薬品・化粧品/専門職)
・「何となく使っていた」(28歳男性/自動車関連/事務系専門職)

■挨拶

・「挨拶まで仏教用語とは知らなかった」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「普段使っているものが仏教用語とは驚いた」(27歳男性/建設・土木/技術職)
・「仏教ぽくない」(29歳女性/小売店/営業職)

■アバター

・「ネットでよく見かける言葉なので、意味も分からずに使っていた」(37歳女性/商社・卸)
・「英語かと思っていた」(26歳女性/情報・IT/営業職)
・「横文字なのにと思う」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)

■安心

・「よく使う言葉だなぁと思う」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「なじみのある言葉」(28歳男性/建設・土木/事務系専門職)
・「みんな使うでしょう」(32歳女性/生保・損保/営業職)

■食堂

・「あまり尊い感じがしない言葉なので、驚きました」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「生活の中でも仏教が息づいてると感じた」(41歳男性/情報・IT/営業職)
・「普通に使っているので、特別な言葉の実感がない」(39歳男性/人材派遣・人材紹介/営業職)

■番外編:いわれてみれば、いかにも仏教らしい?

・娑婆「これはよく使う」(51歳男性/電機/技術職)
・覚悟「なんだか仏教っぽくもある」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・仏頂面「まさに」(31歳男性/商社・卸/営業職)

●総評
1位は「愛嬌」でした。阿弥陀如来や地蔵菩薩などの優しげで穏やかな相貌を「愛敬相(あいぎょうそう)」と呼ぶそうです。そこから「愛敬」が「憎めない表情やしぐさ」を指す言葉になり、読み方も清音の「あいきょう」が用いられ「愛嬌」という漢字が当てられたとか。

愛嬌のある人が、みんなから好かれるのも納得です。

2位は「挨拶」。禅寺では「一挨一拶(いちあいいっさつ)」といって、相手の悟りの深浅を問答することがあるそうです。これが日常語の「挨拶」として、出会いや別れの際に交わす言葉となりました。ふだんから何気なく行っている挨拶ですが、語源を知るとあらためて大切なことがわかりますね。

3位は「アバター」です。web上などで自分の分身となるキャラクターの名称として、よく使われていますね。カタカナ語なのになぜ? と思う人も多いでしょう。じつはサンスクリット語の「アヴァターラ」が語源で、「(神や仏の)化身」という意味があるそうです。

仏教発祥の地はインドですから、仏教用語というのもうなずけるのでは?

4位「安心」は、仏教では「あんじん」と読み、安らぎを得て穏やかな心に達した境地を指すそうです。5位「食堂」は、もともと「じきどう」といって、僧たちが食事をするお堂のことだとか。現在のように「しょくどう」と読まれるようになったのは、明治以降のことらしいですよ。

調べてみると、日常語になっている仏教用語はたくさんあることがわかりますね。日本人と仏教が密接な関係にあることを、あらためて強く感じました。
(文・OFFICE-SANGA 丸田十五)

調査時期:2014年11月8日~2014年11月12日
調査対象:マイナビウーマン読者
調査数:男性158名、女性303名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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