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雑学 生活

スタンフォード大学の学生が、垂直ガラス窓を上れる「ゲッコー(ヤモリ)手袋」を開発

「スパイダーマン」や「ミッション・インポッシブル」の主人公たちのように、高層ビルの垂直ガラス窓を自由に登ってみたい。そんな少年たちの夢を、スタンフォード大学の学生が現実化しました。彼の名前はエリオット・ホークス。

【“スパイダーマン”が病院の窓そうじ!? ロンブー・淳の投稿画像が共感を呼ぶ。】

彼もまた、子供のときにこういったアクションSF映画に魅せられた一人でした。

ヤモリが壁や天井を自由に歩けるのは、その足の裏にある独特の構造により「ファンデルワールス力」と呼ばれる分子レベルの引力を利用して、吸着力を強くしているから、とされています。それにより乾いたガラスの表面でもしっかりと足を吸着させることができるのだそうです。

ヤモリの体の構造をヒントに開発されたこの「手袋」は、実際は卓球のラケットほどの大きさの板で、指をはめ込んで握る形で装着します。そしてただ強力にくっつくだけではなく、登る人が自らの意思で吸着と離脱を簡単にコントロールできるのが重要なポイント。

エリオットさん自らが実験台となり、繰り返し実験を行いました。

ただ、人間の体は当然ながらヤモリよりも遥かに重く、さらに上半身の筋肉が下半身ほど強くないため、壁を登りながら手だけで全体重を支えることは出来ません。エリオットさんの体重は68kg。その体重を支えるため、足下で動くハシゴのような器具を設置して補助。

3.6mの垂直のガラス窓を登ることに成功しました。

既にこのヤモリ手袋を使った、NASAとジェット推進研究所との共同プロジェクトの計画が進んでいるとのこと。さらに改良を重ねて、ソーラー・パネルや燃料タンクに最低限の衝撃でよじ上ることが出来るようになれば、宇宙ごみを取り除いたりするのに活用される予定だそうです。

参考記事
Stanford University students create ‘gecko gloves’ that allow humans to scale glass walls
http://www.smh.com.au/technology/sci-tech/stanford-university-students-create-gecko-gloves-that-allow-humans-to-scale-glass-walls-20141226-12dx31.html

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