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彼にはほかに好きな人が……そんな妄想が止まらなくて

修二は、本当はわたしのほかに、
誰か好きな人がいるんじゃないかって。

その人とは平日、どこかに飲みに行ったり、
イベントに出かけたりして、
楽しい刺激を受けているんじゃないか
なんて想像をし始めている。

もちろん、本気で疑っているわけじゃない。
もし、わたしより好きな人ができて
その人のほうを大切にしたいなら、
今みたいに休日のほとんどの時間を
わたしと過ごしたりはしないだろう。
だけど平日、わたしと一緒のときにはない、
キラキラした時間やときめきを
一緒に感じている人が、いるのかも……。

ああ、根拠のない想像は、
疲れるだけだから、もうやめよう。
何にしろ、今のまったりした状態が続くのは
修二はいいかもしれないけれど、
わたしはつまらなすぎる。

帰り道の電車に揺られ、窓の外の夜景や
光の反射でうっすらと写る自分の顔を見ながら、
そんな風に、修二とのことばかり考えていた。

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