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わたし、ぜんぜんかわいくない彼女だよね……

「修二起きて、早くしないと遅れるよ」
「うーん、もう少しだけ寝かせて」

月曜の朝、修二はなかなか起きない。
いつもわたしが自分の仕度をしながら、
何度も声をかけて、やっと起き出してくる。
付き合い始めたころは
この寝坊もかわいいと思えたけれど、
今はだんだん面倒になってきた。

「もたもたしないで。
ご飯食べる時間なくなるよ」
たまりかねて揺すって起こそうとすると、
修二の腕がわたしの背中にぐるりと回された。

「美結、まだ眠いよ~」
ふざけて抱きついてくる修二。
以前なら時間がない時でも、
こんな彼が愛おしく思えたのに。
今は、正直勘弁してほしい。
シャツがシワになるのも気になる。

「いいから起きて」
そんな風に乾いた声で諭すわたしは、
人からみたら、ぜんぜんかわいくない
キツい彼女に見えるんだろうな。

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