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専門家 ボディケア

毛穴ケアには弱酸性じゃなくて弱アルカリ性の洗顔料がいい!? 鼻のポッカリ毛穴の正しいお手入れ法

米村亜希子

毛穴パック、拭き取り化粧水、ピーリング……毛穴ケアアイテムは格段に進化し、やればやっただけ効果が表れます。にもかかわらず効果が出ない、かえって凹凸が目立ってしまったなんて経験ありませんか? 実は今、マイナビウーマン世代に急増しているのが、「ポッカリ毛穴」と「しずく毛穴」の2種。しっかり見極めてタイプ別に正しいケアをしなければ、ツルンとした毛穴レスな肌に整えることは出来ません。そこで今回は、鼻の部分によく見られる「ポッカリ毛穴」の正しい知識とケアの仕方をご紹介します。目指すは赤ちゃんのようななめらかさです!

STEP1:毛穴パックのやり過ぎで皮脂が過剰噴出

ポッカリ毛穴の最大の原因は過剰な皮脂。年齢、食生活、ホルモン、遺伝などの影響で、皮脂量には個人差がありますが、どんな肌質でもTゾーン(おでこ、鼻、あご)は、ほかのパーツより皮脂が多く分泌されるという特徴があります。そこで鼻のテカリや化粧崩れの悩み解消のために、こまめに油取り紙で抑えたり、角栓をゴッソリ取るような毛穴パックをしているという人もいるでしょう。ところが皮膚科の先生いわく、このようなケアはかえって逆効果なんだそう。例えるなら口を開けていると唾液が無限に出るように、皮脂を何度も抑えたり毛穴の蓋を強引に取ると、皮脂がどんどん出て毛穴が肥大化。ざらつきや黒ずみが目立つようになります。そこで毛穴状態を改善するために優先的にすべきことは、“皮脂コントロール”をすること。次に“毛穴の引き締め”です。では具体的にどんなことをしたらいいのか、次を参考にしてみましょう。

STEP2:肌表面と中、ダブルケアで皮脂量を整えて

ポッカリ毛穴対策に重要な皮脂コントロールは、肌表面はもちろん、肌の中にある皮脂の量を整える必要があります。実践方法は次の通り、1日2回が基本です。お手入れすることで皮脂の詰まりが目立たなくなってきたら、予防として続けることも大事です。

[肌表面ケア]
まずはスキンケアの見直しからスタート。メイク落としに使うクレンジングは、肌への負担が少ない「ジェルタイプ」を用意(マスカラや口紅は専用のリムーバーを使用)。洗顔料は、皮脂コントロールと殺菌作用に優れた「弱アルカリ性タイプ」がおすすめです。
●メイク落とし
【1】鼻全体を、ぬるま湯(38℃ぐらい)でよく湿らせてふやかす。(次に使うジェルクレンジングを乳化させるため)水気は拭き取らなくてOK。
【2】ジェルクレンジングを指に取り、鼻の頭に乗せたら、鼻筋を上下に5~6回往復させ、小鼻は指の腹で、クルクルとマッサージ。指先が軽くなったらメイクとなじんだ証拠。
【3】ぬるま湯でていねいに洗い流す。
●洗顔
【4】(泡立てネットなどで)洗顔料を泡立てたら、泡が肌の上を移動するように、クレンジングと同じ方法で鼻筋と小鼻をやさしく洗浄。
【5】洗顔料が毛穴に残っていると刺激になることがあるので、しっかりすすぐ。
*メイクをしていない場合は、洗顔のみ(4と5)を実践しましょう。
●保湿
【6】洗顔後は水分を吸い込ませるように、タオルで優しく拭き取ったら、化粧水(引き締め効果の高いビタミンC配合、もしくは収斂タイプがおすすめめ)をしっかり塗布。
【7】皮脂が過剰な場合は6で終了。肌のつっぱりを感じる場合は、乳液を少量塗布。

[肌の中の皮脂コントロール]
唐揚げやポテトチップスのような、油分の多い食事は控える。食事は、ターンオーバー(皮膚の再生のサイクル)を促すビタミンA、肌のハリ、弾力に大切なビタミンC、血液の流れを促進するビタミンE、健やかな肌づくりに欠かせない良質なタンパク質を、バランス良く摂りましょう。

STEP3:美容皮膚科での施術も、重要なケア方法の1つ

皮脂は皮膚の温度が上がると分泌が活発になるという性質があります。そこで洗顔後に鼻の部分に冷水をなじませたり、保冷剤をガーゼに巻いて1~2分当てると、皮脂抑制と毛穴の引き締めのW効果が期待出来ます。しかし、毛穴が硬くなっている、ニキビを繰り返す、イチゴのようにポツポツした凹凸が目立つような場合、ホームケアがかえって状態を悪化させることがあります。そこで美容皮膚科などでの診察と施術を受けるのも1つです。

何を隠そう、私は鼻の毛穴の悩みを抱えて20年、次のような施術を体験したのでご参考まで。ちなみに、施術料金(保険が効くかどうか)、施術期間、メイクがすぐに出来るか出来ないかなど、カウンセリング時にメモを取ることをおすすめめします。

●「ケミカルピーリング」:皮脂コントロールが目的で体験。顔にシートをのせ、特殊なジェルを塗布。燃えるような痛みを一瞬感じる。皮脂は調整されたが、毛穴の凹凸は目立ったまま。

●「ダイヤモンドピーリング」:肉眼で確認出来る毛穴の汚れや不要な皮脂除去が目的で体験。蒸着されたダイヤモンドが金属のバーに埋め込まれ、それを肌に当てて削る。削ると言っても痛みがなく毛穴スッキリ。ツルンと滑らかに。施術の回数は個人差あり。

●「カーボンレーザー」:皮膚が分厚く毛穴が硬くなった状態を解消するために体験。カーボンオイルを鼻になじませたら、専用のレーザーを照射。数日後、薄く皮が剥けるが、1ヶ月後、半年後も毛穴が目立ち、さらに鼻のまわりの乾燥に悩まされる。

とことんリサーチして、カウンセリングを受けてから経験した美容皮膚科での施術ですが、結果はそれぞれ。今はていねいなスキンケアと油分を控えた食事、皮膚科で処方してもらったビタミンCサプリメントを飲んで、納得のいく毛穴ケアを心がけています。くれぐれも自分で強引に毛穴を掃除したり、パックして傷つけないように気を付けましょう。

POINT

Tゾーンのポッカリ毛穴は適切なケアで快方へと向かいます。昨日より今日、ポジティブ発想でケアに専念してみてくださいね。

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