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メッセージの送り主は……カレじゃなく、苦手なあのコ?

週明け、リエをランチに誘い、直接尋ねた。
「リエは彼に奥さんがいて平気なの?
私は輝がほかの人と付き合ったら、つらくてたまらないと思う」
リエはパスタを食べながら、平然と答えた。
「だって、最初からわかってたことだし。
彼じゃなきゃ嫌、ってほど、のめり込んでいないもん。
彼、素敵なレストランやホテルに連れて行ってくれるし、
株のことも教えてくれる。プラスこそあれ、マイナスはないよ」
リエの態度にはムリしている感じがまるでない。
私とはちがうんだなぁと、かえってすがすがしい思いがした。
プラスになる付き合い……か。私と輝はどうなんだろう。

夕方、事務所に多摩川さんがやってきた。
この前ごちそうになったお礼をあらためて言い、
お茶を置いてミーティングルームを出ようとしたとき、
「またご飯行こうよ。今日はどう?」と誘われた。
どう返事をしようか迷っていると、宇津木先生が入ってきた。
「行くなら、僕もご一緒させてくださいよ」
「いいですねー。ぜひ! 佐久さん、今日の予定は?」
変な展開になったなと思いながら、「大丈夫です」と答えた。
まあ、多摩川さんと2人きりより気楽でいいかも。

多摩川さんと宇津木先生の打合せが終わるのは1時間後だ。
急いで仕事の続きをしていると、スマホが振動した。
もしかして輝? と期待したけれど、ちがった。
菜奈さんからのフェイスブックメッセージだった。
『お話したいことがあります。2人で会えませんか?』

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