お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
雑学 生活

予防法を覚えて対策!エボラにデング熱……気を付けたい五つの感染症たち

今年は海外では「エボラ出血熱」が流行し、日本国内では「デング熱」の発症が相次いでいます。これらの病気はウイルスや細菌の感染によって引き起こされる「感染症」です。今回は、「エボラ出血熱」や「デング熱」だけでなく、気を付けたい感染症たちを紹介します。

【MERSって、どんな病気?「SARSの新種」】

■予防できるものは予防法を覚えて対策!

●デング熱
デングウイルスというウイルスに感染することによって発症する病気です。ネッタイシマカやヒトスジシマカといった「蚊」を媒介して感染します。致死性のない「デング熱」と、重症型の「デング出血熱」や「デングショック症候群」の二つの病態があります。

毎年世界中では1億人がデング熱を発症し、約25万人がデング出血熱に感染しているとされています。デング出血熱の致死率は数パーセントから1パーセント以下など国によって異なります。

日本では2014年8月に69年ぶりに国内感染の症例が確認されました。9月8日の時点で感染者は80人に上ります。デング熱の予防法はとにかく蚊に刺されないようにすることです。長袖の服や長ズボンの着用、また蚊を寄せ付けない忌避剤などの使用です。

また、発生源となる水たまりを作らないなどの対策も重要です。

●エボラ出血熱
今年アフリカ地域を中心に流行している「エボラ出血熱」。エボラウイルスというウイルスに感染することによって引き起こされる全身性感染症です。発病初期は頭痛や発熱、筋肉痛を引き起こし、その後嘔吐や吐血などの症状が出ます。

エボラウイルスは患者の体液から感染しますが、簡単に波及する病気ではないとのことです。

厚生労働省によると、患者に直接触れる機会がないことなどから通常の日本人旅行者が感染する可能性は低いとのこと。日本の医療体制や生活環境から考えて、国内で流行する可能性も低いとのことです。ただし、流行地域への渡航はしないなどの対策はすべきでしょう。

●マラリア
マラリアは、「マラリア原虫」という病原体に感染することによって引き起こされる感染症。マラリアは原虫の種類によって5種類あり、それぞれ発熱の症状が違います。毎年世界中で2億人以上が罹患し、200万人以上が死亡している感染症です。

日本国内では、海外で感染し、帰国後に発症するといった輸入例しかありませんが、年間50-70の発症例があります。アジア地域やアフリカ地域などに渡航する場合は、あらかじめ予防薬を投与しておくなど、対策をしておくべきです。

●黄熱
先に紹介したデング熱と同じく、ネッタイシマカなど蚊を媒介して感染する感染症です。感染することで発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気といった症状が出ます。アフリカ地域や南米地域で感染する可能性があるため、こうした地域へ渡航する場合は、黄熱の予防接種をするといいでしょう。

一度予防接種をしておけば、10年間は有効です。

また、蚊に刺されないように長袖長ズボンの着用、また虫よけスプレーといった昆虫忌避剤の使用も有効です。海外で販売されている昆虫忌避剤は、日本のものよりも成分濃度が濃い場合もあるので、海外で購入するのもいいかもしれません。

●重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
「重症熱性血小板減少症候群」というのは、2011年に中国の研究者が発表した新しいウイルスによるダニ媒介性感染症のことです。ウイルスを保持したマダニにかまれることで感染し、発症すると発熱や意識障害、神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血などの症状を引き起こします。

重症化すると死亡するケースもあります。

国立感染症研究所によると、日本国内では2013年1月に初めて確認され、感染症発生動向調査の結果2014年7月30日までに85人の患者が報告されています。現在、有効な抗ウイルス薬などの特効的な治療法はなく、対症療法が主体です。

予防法はマダニにかまれないようにすることです。マダニが生息する草むらなどに入る際は、地肌を出さない衣服にすることや忌避剤の使用を心掛けましょう。

今年流行している感染症、そして海外渡航の際に感染する可能性のあるものなど、五つの感染症を紹介しました。予防をすることで少しでも感染の可能性を下げることができます。蚊やダニの対策、または海外旅行前の予防接種など、面倒でもやっておくといいですね。

出典元
国立感染症研究所ホームページ
http://www.nih.go.jp/niid/ja/
厚生労働省・感染症情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html

(中田ボンベ@dcp)

お役立ち情報[PR]