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話が続かない原因とは? 相手別の対処法

堀江健一

小村由編

相手別・話が続かないときの対処法

話をうまく続けることができない人は対応する相手によって適した対処法が異なります。これから、ひとつずつ専門家の考察についてご紹介していきます。

彼氏の場合

共通の興味を探す

合理的思考が強すぎる人には、知り合った初期の段階の会話では、なるべく自分と相手に共通する興味を探して会話をすることが仲を深める早道と思われます。相手はどんなことに興味があるのか、共通のものがわかるまでいろいろ質問を繰り返したりするのがいいでしょう。あるいは、自分の興味があることに関して「私はこのことに関心があるんだけど、あなたは興味ある?」と聞いてしまってもいいかも知れません。あまりディープな話題をひとりで話し続けないように注意してください。

無理に相手の期待に応えない

自分に自信が持てない人は、「自分は相手の期待に応えなければいけない」というような無意識の思い込みがプレッシャーになっていることも。別に相手の期待に応えなくてもいい、と考え方を変えていく必要があります。

緊張しすぎない

相手が緊張していると自分にも緊張が伝染してしまうことがあるもの。少し大げさなくらい相手の話に反応して楽しそうにしていると、相手の緊張もほぐれて、くつろいだ楽しい会話になるはずです。

もし、あなたの緊張が強くなってしまったら「バカだって思われたっていいじゃないか!」と開き直り、思ったことを口にするよう意識してみましょう。多くの男性は、天然なところがある女性のほうが安心して好意を感じる傾向があります。話が途切れて沈黙の間ができることを非常に恐れる傾向もあるので、あらかじめ話のネタを仕込んで、シュミレーションしておくのも安心に繋がるでしょう。

積極的に会話を盛り上げる

相手に壁を作ってしまっている人にとっては、どちらかと言うと相手が気分よく自分の話をしてくれていたほうが楽なもの。そのため、あまり自分ばかり話してしまっていると気にせず、女性側が積極的におしゃべりしていいと思います。

もし、あなた(女性側)が自己開示するのが苦手であれば、相手に気持ちよく会話を続けてもらうために、上手な聞き役に徹してもいいかもしれません。相手の話題を掘り下げるような質問をして会話を盛り上げましょう。

しかし、全体的に言えるのは、知り合って最初のうちはこれらの方法で対処できるかもしれませんが、関係が深くなるにつれ、相手ともっと向き合わなければならない場面が出てくることもあるでしょう。

友だちの場合

女性同士というのは気心が知れている反面、どこかライバル心が出てしまい、張り合う気持ちがあったりするものです。また、人の心の状態はその場その場で変わります。「父親のような説教モード」「母親のような世話好きモード」「理性的な冷静モード」「無邪気な子どもモード」「従順な子どもモード」にわけることができるでしょう。

相手が無邪気な子どもモードで「このパンケーキすごくおいしいね!」とはしゃいでいるときに、自分が父親モードで「糖分は太るから控えたほうがいいよ」と指摘してしまえば、言っていることは正しくても会話は滞ってしまうでしょう。つまり、相手がどのようなモードなのかを察知して、自分もそれに合わせるというのがベストだということ。最初は難しく高度に感じるかもしれませんが、会話が上手な人は無意識に行っていると考えられています。

職場の同僚の場合

職場の同僚も利害関係や派閥的なものがあり、素直に心を開けない場合もあることでしょう。公の場でもあることから、話題にも気を使うだろうと思われます。お昼休みが苦痛というケースも多いようです。

さらに、相手が複数になるとそれぞれの距離感や親しさもちがってくるので複雑ですよね。複数の場合は誰かしら中心になる人物がいるものなので、誰かに座を仕切ってもらってもいいでしょう。社内でもある程度気心が知れている相手だと、一番盛り上がるのは会社の愚痴や社内の人のうわさ話にちがいありません。悪口のような話には加わりたくないと遠巻きにする人がいることも事実です。そのような場面では、ちょっとうなずいてやりすごすのが無難かもしれません。

女性だとファッションやコスメなどの話題は鉄板ネタです。ですが、生活水準がちがえばブランド自慢しているように思われるので注意しなければなりません。また、既婚者の子どもの話なども、未婚者にとってはあまりにステージがちがう話になるので、話題が偏ってしまわないように配慮したほうがいいでしょう。自分のコメントを言う場合も、無意識に上から目線のような意見ばかり言ってしまっていないか注意が必要です。

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