ジョークに隠された男性心理「下ネタ:男としての自信がない」「自虐:コンプレックスの表れ」
男性は、マジメな会話にもジョークを交えて面白おかしく話すことがあります。実はこのとき、本音を隠すために笑いを取ってごまかしたい心理が働いている場合があるのだとか。今回は、ジョークの内容から分かる、隠れた男性心理についてご紹介します。
■ジョークには「不安」「恐怖」が表れる
多くの場合、ジョークはそれを言う人の不安・恐怖・怒り・欲求不満などといった負の感情を解消しようという意図を含んでいます。自己顕示欲が強い男性は、特にその傾向が強いそう。ジョークばかり言っている男性は、一見何の悩みもないように思えたりもしますが、実は知られざる心の闇を抱えているのかもしれません。
■男性が下ネタを連発する理由
ジョークの中でも、特に女性が苦手意識を持ちやすい話題のひとつが「下ネタ」。では、どうして女性が嫌がるような下ネタを、どんどん話してしまう男性がいるのでしょうか。その理由の一つとして、「男としての自分に自信を持てないから」ということが考えられます。自分自身の性的な不安を打ち消し、「自分はいっぱしの男である」と虚勢を張るために、必要以上に下ネタトークを展開してしまう男性もいるのです。
■自虐的なジョークは、己の存在を守る「盾」
「そんなこと、自分から言わなくてもいいのに……」なんて思ってしまうような、自虐的なネタでジョークを言う男性も結構多いもの。でもそれは、自分という存在に不安を抱えているからこそ、敢えてそれを笑い飛ばすために言っているのかも。コンプレックスがあっても、誰かに指摘される前に自分でこき下ろしてしまえば、笑い話に変えることができますからね。そうやって先回りしてジョークを飛ばすことで、自信が揺らぐ危険を回避し、自分自身を守っている場合もあるのです。
男性のジョークは、純粋に相手を笑わせようというより、何かしらの不安や恐怖を打ち消そうとして発せられるものが多いようです。ジョークばかりでマシンガントークを繰り広げる男性は、特にその不安が大きい可能性があります。もしも彼がジョークを言い始めたら、ぜひ寛大な心で受け止めてあげてくださいね。
(ファナティック)
※この記事は2014年07月04日に公開されたものです