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雑学 生活

学校での勉強時間はとても短いのに教育水準の高いフィンランド―そのワケとは?

フィンランドを始め北欧の教育の水準の高さは有名ですが、小学校で勉強を始めるのは7才から、学校でも休み時間や遊びの時間が長いのに、何がいいのでしょうか。

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世界65カ国の15才が受けPISAという国際的なテストで,フィンランドはトップにいる国のひとつです。しかし、小学校が始まるのは子供が7才になってからだし、小学校の授業時間は短く休み時間も長い、その上宿題もほんの少しなのだそう。

学校での勉強時間は、米国に比べ年間300時間も少ないのです。

フィンランド人が元々賢いのかというと、そうでもないようなのです。読解力や読み書きなどのレベルを調べる国際テストの年齢別の結果を見ると、高齢者は他の国とさほど差はなく、他国よりもずば抜けてレベルが高いのは新しい教育システムを受けている若者たちだけなのだそう。

ではフィンランドの現在の教育システムのなにが教育水準を上げているのでしょうか。

フィンランドでは、「脳の無駄遣いにかけるお金はない」とよく言われているそうです。子供の脳が必要としているのは勉学だけはない、学校では人生の意味を教えるべきだ、ということで、家庭科や図工、アートに当てられる時間がものすごく多いのだそうです。

国の基準を決めるテストをする事もなく、各学校の教育が信頼され尊重されているので、良い学校悪い学校、教育水準の高い地域などというものも存在せず、教育に対する余計な心配がいらないのだそう。また、大きな教育改革のあった1960年代以降、全ての国民に平等な教育を与えることが重要視され、大学でさえも全て無料で通えるです。

同国の文部大臣であるクリスタ・キウラ氏は、良い教育を生み出すのは勉強時間の長さでもかける金額でもなく、子供一人一人へのいいサポートである、と言います。生徒同士、学校同士、地域同士が競争し合うために勉強をたくさんするのではなく、個人個人がしっかりと平等な教育と必要なサポートを受けているフィンランドの教育が、結果的に国の教育水準を上げているようです。

Finnish Education Chief: ‘We Created a School System Based on Equality’
http://www.theatlantic.com/education/archive/2014/03/finnish-education-chief-we-created-a-school-system-based-on-equality/284427/

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