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雑学 生活

「いないいない・ばあ」をすると子供たちに「自分が見えなくなる」という錯覚を覚えさせる

日本の「いないいない・ばあ」、海外でも「Peek A Boo」と呼ばれて赤ちゃんが喜ぶしぐさのひとつとして知られています。では、なぜこうしたしぐさが全ての赤ちゃん共通で喜ばれるのでしょう?

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スイスの発育心理学者ジャン・ピアジェ氏曰く「対象の永続性」というもので、「いないいない・ばあ」には、母親が離れた状態での恐怖心を乗り越える効果があるとのこと。赤ちゃんは最初の2年間でこのスキルを学ぶのだそう。

ギャロッド・パロット氏とヘンリー・グレイトマン氏が行った研究では、「期待・予想の役割」を調査。子供たちに「いないいない・ばあ」をさせ、目を開けるたび、違う場所で現れたり、違う人間が現れたりしたときの反応を調査。

そうしたところ、年齢に関わらず全ての子供が、違う人間が現れた時には、同じ人間が現れた時より笑いの反応が減ったそう

同氏らは「この発見は、わずか6か月の赤ちゃんでも、再び見える人の顔や場所を予想しており、その予想と結果の一致が子供たちの喜びに繋がっていると考えられる」と話しています。

また、親の目を隠す動作には、子供たちに「自分が見えなくなる」という錯覚を覚えさせるということもわかっています。英ケンブリッジ大学のジェームズ・ラッセル氏が率いる研究チームは、3~4歳の子供のグループを対象に調査を実施。

彼らの目を覆い、彼らが“研究員たちの目に見えるかどうか”を尋ねたところ、殆どの子供が「見えない」と答えたそう。この結果を踏まえ、なぜこうした「見えなくなる」と思う錯覚が生じるのかも調査。子供たちにミラー仕様のゴーグルを与え、子供たちには物が見える状態ながら、相手からは子供たちの目が見えない状態にしました。

この結果、残念ながら37人の子供のうち7人しか、この状態を理解できる子供が居ませんでしたが、「自分は相手の目が見えるが自分の目は相手から見えない」という状況を理解した子供のうち6人は、自分が相手から見えなくなったと思ったとのこと。

視覚を通した「自分の体」と「自分自身の存在」への認識の違いからくるものとみられています。

「いないいない・ばあ」で目を隠すお母さんたちを見ている赤ちゃん、本当にお母さんが消えたという錯覚を感じていたんですね。

Why EVERY baby loves Peekaboo: Researchers reveal the secrets of the game – and how it helps babies develop
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2609650/Why-EVERY-baby-loves-Peekaboo-Researchers-reveal-secrets-game-helps-babies-develop.html

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