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雑学 生活

海が夜のうちに空気をきれいにしてくれる―海岸沿いの町は空気がきれい

大気汚染によるスモッグ、臨海の都市では緩和されるようです。

【北京の空気は生活に「ほとんど適さない」大気汚染で生活環境世界ワースト2】

光化学スモッグなどの公害は、オゾン層の破壊により増えた有害紫外線、燃焼したガソリンによる窒素酸化物などから発生しますが、米カリフォルニア大学サンディエゴ校の調査によると、海岸沿いの都市の空気は他に比べ15%空気がきれいだということが判明しました。

研究チームは、ロサンゼルスの沿岸の陸地から海に向かって汚染された空気が押し流されたとき、空気中に体積した窒素酸化物(これによりスモッグが発生する)が海面上でどのように変化するかを観察しました。

研究を率いた同大学の化学の助教授ティム・バートナム氏は、「海面は、塩分のほか有機物を多く含んでいるため、様々な化学反応を引き起こす可能性を持っている」と説明。同氏らは、大気中の窒素のサイクルを追跡するため、窒素酸化物の酸化により生じる分子、五酸化二窒素を調査しました。

五酸化二窒素は、海中の塩化物に反応し塩化ニトリルを形成。日光が塩化ニトリルに当たると、窒素酸化物が再生されるほか、オゾン層を攻撃する塩素ラジカルを排出します。

そうした分子の動きを測定するため、同大学施設の一部である埠頭に測定器を設置。海面上の大気中の分子の濃度や気流を同時に測定したところ、驚くことに、五酸化二窒素が海中に入っていったにもかかわらず、派生物であるニトリル塩化物が大気中に排出されて来ませんでした。

海が窒素酸化物の最終的な受け皿となり、ニトリル塩化物を発生しないということがわかった初の研究になったそう。自然の力、偉大ですね。

参考:Scientists say sea’s surface helps clear up smog while we sleep
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2575136/Scientists-say-seas-surface-helps-clear-smog-sleep.html

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