お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

アイデアが通ったのは彼のおかげ。ただ恋愛となると別で

週明け、プロジェクトミーティングで、
私は自分のアイデアを発表した。
「時間によって光が切り替わるライトスタンドです。
はじめは青みがかった蛍光灯の色、
夜、時間が経つとオレンジ系の白熱灯色になり、
徐々に暗くなっていきます。
体が睡眠モードに入る手伝いをする照明です」

そこで、営業部の男性にさえぎられた。
「そういうのはすでに市場に出回っているよ」
そう言われることは予想していた。
だから落ち着いて説明を続けられた。
「はい。そこで違いを出すために、
光の種類によって色が変わる塗料と、
やはり光によって色が変わって見える人工石を装飾に使い、
女性たちの興味を引きたいと考えました」
「なるほど。デザインによっては、いけるかもしれませんね」
と企画開発部の男性が好意的な意見をくれた。

やった!
これで商品化が決まったわけじゃなく、
検討案のひとつに入れてもらっただけだけど、
自分の考えたものが認められるって嬉しい。
美術展のオブジェとアレキサンドライトの話がヒントになった。
このアイデアが生まれたのは、晴真さんのおかげ。
今度、何かお礼をしなくっちゃ。
このまま、晴真さんがいい友だちでいてくれたらいいな、
なんて都合のいいことを考えた。

お役立ち情報[PR]