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雑学 生活

排泄物が燃料に?米カリフォルニア州で排泄物による車両用燃料の提供を開始

米カリフォルニア大学アーバイン校の燃料電池研究センターでこのたび開発された新しい燃料、なんと人間の排泄物を利用したもの!まだ試験段階のため同州のオレンジ・カウンティ地区内のみでの提供で、同エリアのファウンテン・ヴァレー下水処理設備で排泄物により作られた水素は10カ所前後のスタンドに送られ、無料で供給されるそう。

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このシステムを発明したジャック・ブラウワー氏は、微生物を充填したタンクに排泄物を入れることによりエネルギーを発生させる過程で、一部を特殊なシステムに取り込み、熱や水素を作り出す仕組みを構築。「ファウンテン・ヴァレー」プロジェクトと呼ばれるこの研究は、カリフォルニア州政府と米エネルギー省からの助成金などにより、計1000万ドルの資金集めに成功したとのこと。

一日あたり約200台の燃料電池自動車へのエネルギー供給が可能となっています。

ただこのエネルギーの問題は、下水処理システムが持つ独特の「香り」があること(!)。でもブラウワー氏からは「これはお金の香りだ!」と楽観的なコメントが。

こうしたシステムの開発を受け、韓国の自動車メーカー「現代自動車」が、この新しい燃料を無料で使える車として「タスカン・クロスオーバー」のリースを開始予定。リース代は毎月499ドルで、1回の水素エネルギー・タンク充填で約480キロの走行が可能になるとのこと。

レンタカー会社と提携し、タスカンをレンタル利用可能にする計画もあります。こうした動きに対し、トヨタ自動車、ホンダ、メルセデス・ベンツ、ゼネラル・モーターズ(GM)などの各社も、同地域での水素エネルギーを利用した車の販売を開始します。

現代自動車の北米部門の最高経営責任者(CEO)、ジョン・クラフチック氏は「水素エネルギーを使った電気自動車は、次世代の排出ガスゼロ自動車を代表するものだ。政府認可の量産モデルを提供できることに興奮している」と意欲を見せています。

どれだけの「香り」か、ちょっと気になるところですが、環境にやさしい車が一段と増えること、うれしいですね!

参考:
POO-power comes to California: Orange County residents to trial SUVs fuelled by human waste
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2567819/The-ultimate-recycling-California-residents-poo-powered-cars.html

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