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雑学 生活

ジャズミュージシャンにとって、文字通り「音楽は言葉」であることが判明―米研究

歌うように、自由自在に音楽を操り奏でるジャズミュージシャン。彼らが即興で演奏しているとき、頭の中では意外な反応が起きていることが分かりました。

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米ジョンホプキンス大学医学部の研究チームは、2人のジャズミュージシャンに音楽を演奏してもらい、その脳の働きをMRIを使って記録しました。この結果、即興の演奏中には、普段言葉を話す時に使う脳の部分が活性化していることが明らかになりました。

確かに、ジャズやその他のジャンルでも、ミュージシャンの即興の掛け合いは会話に見えることがあります。ミュージシャン同士は本当に、音楽だけで会話ができているのでしょうか?だとしたらとても興味深い話です。

同研究チームのリム教授によれば、残念ながらジャズミュージシャンにとっても、「音楽=言葉」と単純に置き換えることはできないのだそう。

人間が会話をするためには、自分の話す言葉を組み立てる「統語」と、人の話の意味を受け取る「語義解釈」の2つの脳の働きが必要です。ミュージシャンの演奏中には「統語」の分野で脳が活発に活動していたものの、言葉を理解する分野はほとんど働いていませんでした。

つまり、即興の演奏をするときには、言葉で発言をするときのようにメロディーを紡いでいる一方、耳に入ってきた音楽から意味を理解することはできない、ということのようです。

ただし、これはあくまで脳波の観測によって推察されること。ミュージシャンにとってはどんな風に感じられているのか、気になりますね。

参考:Jazz Players’ Brains See Music as Language
http://www.nbcnews.com/science/science-news/jazz-players-brains-see-music-language-n35601

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