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雑学 生活

生命のシンフォニー?人間の「細胞」にまつわるトリビア―米研究

バッファロー大学の研究の結果、人間や動物の体内のたんぱく質「リゾチーム」は楽器のように振動していることが明らかになりました。

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生物の身体は細胞が集まってできています。細胞の中には、その設計図である「DNA」やエネルギーを生成する「ミトコンドリア」をはじめ、様々なたんぱく質や酵素などが含まれ、ちょうど1つの工場のように働き続けて生命活動を維持しています。

その中に「リゾチーム」と呼ばれるたんぱく質があります。唾液などに含まれる酵素の1つで、植物の細胞壁や細菌を溶かす役割を果たします。

米バッファロー大学は、最新の観測方法を使って、この酵素が「振動」していることを発見しました。これまで科学者たちは、このたんぱく質は「スポンジ」のように柔らかく、衝撃を吸収するものようなものだとイメージしてきました。

しかし、実際には一度はじくと振動し続ける、ベルのようなものに近いと言えそうです。

興味深いことに、その振動の仕方は大きさや構造によって1個1個異なるのだそうです。ちょうどワイングラスのふちを叩くと、形によって出る音(振動)が異なるのと同じ現象が、私たちの身体の中で起きているのです。

ちなみに何のために振動するのかというと、それによって微妙に形を変え、他のたんぱく質と結合しやすくなるためではないかと考えられているのだそう。

私たちの身体の中で、無数のたんぱく質が、それぞれの音階で「リーンリーン」と振動しているところを想像してみて下さい。よーく聞いてみたら、壮大なシンフォニーが聞こえてくるかもしれません。

参考:The Symphony of Life, Revealed
http://www.newswise.com/articles/the-symphony-of-life-revealed?ret=/articles/list&channel=&category=latest&page=4

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