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雑学 女性の身体

良い姿勢を心がけても姿勢が悪くなるのはなぜ?

一生懸命に背スジをのばして、良い姿勢を心がけていても、鏡を見た時に、左右の肩の高さに大きな差が出ていることに気が付いてガッカリ……といった経験はないでしょうか。

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普段、意識的に良い姿勢を保持できるように努めているという人がいますが、実際は理想通りのキレイな姿勢が保持できず、困っている人も多いようです。

ちなみに良いといわれている姿勢の目安ですが、横から見た時に、耳の穴と肩先、脚の付け根の横側にある大転子(出っ張った骨)に床に対して垂直な線が引けるかどうかです。(膝の前方、足の外くるぶしの少し前方も通過点となります)

このラインが成り立っている時は、立ち姿勢において余計な力を使わずに、正常な筋力が発揮できていることになります。筋肉や関節への負担も少ないため、理想的な状態なのです。

では、なぜ姿勢に気をつけていても、いつのまにか姿勢が悪くなってしまうのでしょうか。それは、生活習慣など偏った体の使われ方をすると、体の一部分の筋肉や関節の機能が低下して、それを別の複数の部位で補う働きが生じるからです。

生活習慣に限らず、過去にスポーツで足首を何度も捻挫した、というケースでも、リハビリがしっかりとなされずに足の関節周囲の組織が硬くなったままである、といった場合も同様です。

例えば、足首の向きが内側に偏ってしまった場合でも、意識をしなくても全身的な変化が出ます。ひざ下は内側へねじれる方向へ、そして、膝も軽く曲げた状態になります。

骨盤も傾きながらねじれが生じ、背骨も側彎し、肩の位置にも左右差がみられます。これは、全身に張り巡らされている神経の働きによる連鎖反応ですので、早めに対処し足首の状態が回復すると、見た目上の姿勢も改善されていく可能性があります。

一生懸命に姿勢をよくしようと思っても、姿勢が崩れてしまう場合は、体のどこかの筋肉や関節が硬くなっている可能性があります。

ストレッチをする際も一カ所に偏らず、ラジオ体操のように全身的に動かすことができるものを取り入れてみると良いと思います。

(参考:医道の日本社 姿勢検査法)

■著者プロフィール

檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/51/ カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

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