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雑学 生活

野菜・果物の皮で水をきれいにできる―シンガポール国立大

今まで、果物や野菜の皮は、捨てるか、堆肥箱(コンポス)にためて、庭の肥料として再利用する使い道がありました。ところが、シンガポール国立大学の研究員、Mallampati氏が率いる研究チームにより、野菜や果物の皮が水の清浄を可能にする方法が発見されました。

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その方法は、トマトやリンゴの皮を消毒用のアルコールに漬けておき、その後、数時間乾燥させます。そして、乾燥させた皮を汚水に入れておくだけで、水が清浄されるという簡単なものです。

上下水道設備が整備されていない発展途上国では、飲料水内に含まれている菌への不安ばかりか、汚染された水や農薬が浸透した水など、安心して飲める水を確保するのは至難の技であります。それに比べて、野菜や果物は簡単に手に入り、高価な水清浄システムを設置するより、金銭面で大きな助けとなります。

この発見をした同氏は、アイデアを商業化する意思はなく、民間非営利団体と連携を組んでいくと話しており、今後の研究としては、国の汚染レベルに合わせてどのくらいの皮を水に漬けるかについて開発していく予定だそう。

災害時以外、日本では飲み水に苦労することはありませんが、まだまだ開発途上国では、水の確保は死活問題と言えます。この研究により、安心して飲める水が増えるのは喜ばしいことですね。

参考:How to Purify Water With Fruit Peels
http://www.wired.com/wiredscience/2013/12/purify-water-with-fruit-peels/

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