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セカンドは無理!? 婚約中の方と関係を持つなんて

パーティが始まり簡単な自己紹介を終えると、
先輩と神城さん、あと何人かの女性たちは、
タブレットの画像を見ながら、
ワインを片手に楽しげに話をはじめた。
どうやらこのメンバーは、
よくいっしょに海外旅行に出かけるらしい。

「美紅ちゃんも今度はいっしょに行こうね!」
そう言われてわたしも話に参加していたが、
寂しくなってきたテーブルに、
食べ物や飲み物の補充をするうち、
何となく話に入りにくくなってしまった。
そこへ加納さんから「ちょっと」と言われ、
少し離れた部屋の片隅に誘われる。

「さっきの話、ちょっと考えておいてね」
加納さんは顔を近づけ、ささやくように言う。
え、どうしよう。
パーティに似合いの少しくだけた、
華のあるスーツを着こなす加納さんは、
やはりとてもステキだった。
だけど、セカンドなんて。
いつも彼女の影を感じながらなんて無理。
「ごめんなさい、婚約中の方とはちょっと」
「あ……やっぱりダメか。そうだね。
ぼくもその方がいいと思う。ごめんね」

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