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【体験レポ】眠れない×お疲れ気味の編集部Sが、漢方ドクターに相談してみた

不規則な生活が慢性化しているせいか疲れが取れず、「夜中に起きてそのまま朝を迎える」ことも少なくない編集部S。半身浴をしたり、ベッド周りにリラックスアイテムを置いてみたりと、自分なりの工夫はしているもののあまり効を奏さず、最近は昼間も疲れが隠せない毎日。今回は、「とにかくぐっすり眠りたい!」と切望するSが、漢方治療も取り入れた婦人科医師・丸山綾先生に相談しました。

問診では、現在の体の調子を、多くの設問から探る

まずは、問診票に食欲や睡眠状況、排泄の頻度、月経の調子や頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、冷え、むくみがあるか、ないか……といった現在の体の調子を記入。その内容を確認しながら、丸山先生が細かく質問していきます。

Sの近ごろの悩みは、すぐに寝ついても夜中に起きて、朝方まで眠れないことが多いということと、ときどき動悸がすること、それから昔からのひどい肩こり。それらに加え、先生の問診によってわかったSの体の現状は、生理痛は重いこと、もともと胃腸は丈夫で、今のところ食欲はあること、お通じもいいこと、むくみもないといったこと。こういった今の体の調子がわかったところで、舌や脈、お腹の状態を診ていきます。

脈と舌のチェック。ストレスで現れる「舌の赤み」が……

問診の後は、脈の太さ硬さ速さ深さなどを診たり(脈診)、舌の表と裏の色味や形状などをチェック(舌診)していきます。ここで、Sの舌の先はかなり赤くなっていることが判明。先生によると、「舌先が赤いのはストレスの証拠」なのだとか。手鏡で見てみると、たしかにすごく赤い!

現状の症状に対処できる漢方がどれか明確にわかれば、このタイミングで処方薬を決めることもありますが、今回はもう少し体の状況を把握するため、腹部に触ったり押したりして元々の体質(体力の有無)や、現在の体調を診ました(腹診)。腹部の筋肉の緊張の程度や、圧痛や抵抗の有無、動脈の拍動の触れ具合など、お腹の場所によって色々なサインがあるのでそれをチェックします。腹診では、腹力は中等度~やや強く、みぞおちの下あたりに張り(胸脇苦満)があり、著明な腹部動悸(臍上悸)もあったとのこと。西洋医学的にいうならこれらの所見は、ストレスによって自律神経がずっと緊張状態にある時にみられるのだとか。

停滞する「気」を改善する薬を処方してもらうことに

問診と詳しい診察の結果、Sは「ストレスによって『気』の流れが滞っている可能性が高そう」、というのが丸山先生の見立て。今回処方されたのは、「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」でした。気は通常、体をめぐっているものですが、この流れが滞る(気滞)か、逆行する(気逆)か、もしくは気が足りなくなる(気虚)と体に不調が出てきます。Sが気になる症状として挙げた肩こりも、気や血(けつ)がうまく体をめぐらずに症状として出ているかもしれないとのこと。「すぐには改善されないかもしれませんが、薬を飲んでいくうちに、気の流れが回復していくかも」と、先生。

処方された漢方薬が自分の体に合っているか、副作用が出ないかチェックをするため、服用して2週間は様子を見てみるのがいいそうです。

Sの場合は疲労やストレスから主に睡眠へと不調の症状が表れたケースでしたが、たとえば疲れによって、より精神的にふさぎこみがちになったり、あるいはイライラしたり、反対に無気力になるまで気力が落ちてしまう人もいるそうです。今回とはちがうタイプの薬で、それらの症状を改善へと導く漢方薬もあるのだとか。体質や症状によってそれぞれ漢方薬は違うので、きちんとドクターの診察を受けることが大事。「ちょっとした不調だから……」と、今の症状をやり過ごすのではなく、漢方薬を処方してくれるドクターへ、不調の悩みを相談してみてはいかが。

丸山綾 まるやま・あや

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

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