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雑学 生活

世界を旅する「ピンクのチュチュおじさん」―乳がんを診断された妻を元気にしたい

2段腹もまぶしい中年のおじさんが、ピンク色のチュチュだけを身にまとい、世界中で面白写真をとっています。ただの変態?いえいえ、実は乳がんを診断された妻や世の中の女性たちを元気づけるプロジェクトなんです。

【乳がんに対する噂9つの真相「乳がんは遺伝?→遺伝率は5~10%」―米研究】

ボブ・キャレーさんの「チュチュプロジェクト」は、乳がんの女性の支援を目的とした活動です。バレリーナが身に着ける、ひらひらと広がる短いスカート「チュチュ」。白髪交じりの短髪に、100kgは超えているであろう巨体、立派な胸毛のボブさんは、チュチュを身に着けて、世界中で写真を撮ってきました。

雪の街や、人のいない湖畔、海沿いのテラスなどでモデルさながらにポーズをとったおじさん。その写真は時にシュールで、思わず笑ってしまうものばかりです。普通に歩いていたら職務質問間違いなし、という姿の裏には、実は真剣な思いがありました。

ボブさんがチュチュ写真を撮り始めたきっかけは、妻のリンダさんが乳がんと診断されたことでした。時に辛い治療に取り組まなければならないリンダさんに「笑ってもらいたい」というのが、当初の彼の願いでした。

「全てのものごとを、たいしたことはない、小さなことにしたかったのです。乳がんは辛く、病気になったことに理由はありません。人々にハッピーな気持ちになってもらうために、私はここにいます」

闘病生活の間、ボブさんの写真がリンダさんの支えでした。写真を見るたびに笑って、明るい気持ちになれるのです。この写真はリンダさんだけでなく、同じ病気で一緒に入院している女性たちの評判を呼びました。「彼の写真は大ウケでした。

そして、彼が味方でいてくれることに、みんな感謝していました」とリンダさん。

ボブさんは写真を撮り続け、現在、ボブさんとリンダさんは乳がん患者たちを支援する活動を行っています。撮りためた写真で写真集『バレリーナ』を作成し、その売り上げを寄付。乳がんにかかると、かつらや専門医にかかるための交通費、子供の世話やカウンセリングなど、保険でカバーしきれない出費も実は多いのだそうで、その部分をサポートするのが目的です。

笑うことは、何よりの薬。「苦しむ妻に、笑ってほしい」―シンプルな思いから始まった取り組みが、今日も誰かを幸せにしています。

参考:Man poses in tutu to cheer up wife
http://www.news.com.au/lifestyle/health/man-poses-in-tutu-to-cheer-up-wife/story-fneuzlbd-1226782306548

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