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結婚までの期間限定? そんなお誘いなんて……

「それってどういうことですか?」
「だからさ、彼女は製薬会社のお嬢様で、
おれの親は総合病院の経営者なわけ。
親の仕事の都合もあるから、
縁談は断れないんだけど、
彼女には……惚れてはいないわけよ」

頭の中が「?」でいっぱいになった。
加納さんは、あんなきれいな人に、
何で恋してないんだろう?
わたしには、よくわからない。

「でさ、美紅ちゃん。
よかったら、今度また食事に行かない?
LINEはもうマズいから、
何か考えて、連絡するよ」
「え、でも加納さん、結婚するんですよね」
「ん……まあ、ね」

ということは、わたしたちは不倫?
でなければ、結婚までの期間限定?
「それ、ちょっと待ってください」
と言おうとした時、奥から人がやってきた。

「美紅ちゃん、手伝ってくれない?」
大またで歩いてきたのは、野崎さんだった。

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