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知ってる人? 彼と一緒の婚約者の女性とは……

「はじめまして……あ、失礼ですが、
仁科美紅さんでいらっしゃいますか?」
「はい」
心臓がギュッと縮こまった。
加納さんの婚約者というこの女性は、
何でわたしのこと、知ってるんだろう。
もしかして加納さんと食事に行ったのも、
知ってるとか。
「いつもお世話になっています。神城です」

加納さんの婚約者というその女性は、
玄関先で微笑みながらおじぎした。
まるでその場に雪の妖精が舞い降りたような、
繊細できれいな仕草だった。
わたしなんて、まるで勝負にならない
……と悔しがりながらも見とれてしまう。
それにしても、この人とわたしは、
どこでつながりがあったっけ……。
あ! そうだった!
加納さんのインタビュー記事の時、
間に入ってくれた秘書の方だ。
メールだけの接点なので気づかなかった。
「こちらこそ、PR誌の記事では、
たいへんお世話になりました」
たしか受付もされていると聞いたけれど
……じゃあ、そしたら彼女は、
毎日ずっと加納さんといっしょなんだ。

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