お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

よかった? 彼と別れたおかげで、道が開けて……

「まあね。でも彼と別れたおかげで、
道が開けてよかったって今では思ってる」
よかった。
わたしの元婚約者への踏み込みすぎた感想を、
まどか先輩は笑って受け流してくれた。
そして、対面式のキッチンに入り、
ポットでいれた紅茶を運んできてくれた。

「ここの家も、たまに部屋を人に貸してるんで、
ローンもほとんど負担に感じてないんだ」
「貸して……いるんですか?」
「うん。勉強会やカウンセリングをやりたいコに、
玄関に一番近い一部屋を一日だけ。
もちろん、直に会ったことがあって、
わたしが信用できると思った女性だけ」
「すごいですね。わたしには、
人の良し悪しの判断はできそうにないです」
「そんなの慣れよ、慣れ。
ところで、パーティの段取りなんだけど
……これ見てくれる」
まどか先輩はExcelで作成した表を出すと、
わたしに説明し始めた。その表には、
何日にデリにケータリングを頼んで、
いつ引き取りに行けばよいかなど、
当日までの段取りがびっしり書き込まれていた。
さすが、できる女は違う。

お役立ち情報[PR]