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信じられない! 心変わりしないし浮気もしないって

「そんなことないよ!
もう懲りたよ。絶対に心変わりしないし、
浮気もしない。誓うから、ね」

輝樹はテーブルの上に出していた、
わたしの手をすばやく握ってそう言う。
わたしは輝樹に手を握られながら、
付き合っていた時、
半分自分の体のように感じていた彼の手が、
今は革手袋のように無機質に感じるのを、
とても残念に思った。

「じゃあ、もしその女子大生のコが
『やっぱり輝樹と結婚したい』って言っても、
わたしと付き合い続けられる?」

「……大丈夫だと思うよ」
さっき「絶対」心変わりしないと言ったのに、
今はもう「思うよ」に変わっている。
わたしの手に重ねられた輝樹の手は、
みるみる冷たくなっていった。

「ちょっと信じられないな。
輝樹は今、寂しいだけ。
わたしのことが本当に好きなわけじゃない」

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