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雑学 生活

うわさ話がもっともらしく広がる法則とは?―「重要度」×「あいまいさ」

世の中には本当かどうかの裏付けがないのに、まるで事実であるかのように広まっていく話があります。うわさ話、デマ、都市伝説……様々な場面で登場するそれらが広まるのには、それなりの法則があるようです。

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■どんなうわさが広まりやすい?

うわさ話や都市伝説などは、ときにびっくりする程のスピードで広まっていきますよね。例えば、「○月○日に大きな地震が来るんだって!」といううわさを震災後何度か耳にした人もいるでしょう。それらはネットや人の会話を通してどんどん広がっていきますが、うわさ話の広がり方にはある法則があると言われています。

アメリカの心理学者、オルポートは、

「噂の広まる量」=「重要度」×「あいまいさ」

であるとしています。

確かに重要度が高いと思われる話題にはみんなが食いつきますよね。そしてそこに幾らかの「あいまいさ」があるからこそ、想像力をかき立てられるのです。「あいまいさ」がなくなってしまったら、それはただ事実を伝える「ニュース」でしかありません。

例えば「大地震が来る」といううわさで考えると、自分たちの生命や生活に直結する可能性があり、その「重要度」はかなり高いと言えます。さらに、こういった予言的なうわさ話は「あいまいさ」も多分に含んでいますよね。

話の出所がわからない、本当に起こるのかもわからない……そして聞く人の不安を煽る話題でもあります。よって、この手のうわさ話はあっという間に広がってしまうのです。

■「うわさ話」の出来上がり方

よく「話に尾ひれがついて……」などという言い方をしますが、うわさ話が広まるとき、そこには余計な情報がくっついていることが多いものです。

例えば、懐かしい「伝言ゲーム」。たった5人くらいで伝言しただけでも、最初と最後ではまったく違ったことを伝え合っていることがありますよね。うわさ話も同じで、人から人に伝わるうちに、多くの言葉が失われてしまっているのです。

そして、伝える人がそのある部分だけをピックアップして伝えていることもよくあります。さらに、伝える人の主観によって、話の方向付けや「尾ひれ」がつけられてしまったりするのです。

ひとつ例をあげてみましょう。

Aさん「○○さん、奥さんとずっと別居してたんだけど、ついに離婚したらしいよ。そして最近△△さんと付き合い始めたんだって」

Bさん「○○さん離婚したんだって! そして△△さんと付き合ってるんだって!」

Cさん「○○さん離婚したんだって! いまは△△さんと付き合ってるらしいけど、タイミング的に奥さんからの略奪かもね!」

AさんからCさんに至るまでに、話は似て非なる内容へと変貌を遂げてしまいました。よくある展開という気もしますが、こんな風に簡単に「尾ひれ」がついてしまうのが「うわさ話」なのです。

身近なところでも展開されるうわさ話。聞いていると「へぇーそうなんだ!」と思わされてしまいがちですが、その内容は信頼がおけるものかどうか怪しい時もあります。うわさ話に踊らされないためには、どんなにもっともらしい話でも、ひとまず冷静になって自分なりの検証をしてみるのもいいかもしれませんね。

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