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雑学 働き方

坊主憎けりゃ、袈裟まで憎いの心理とは?―「一定の条件反射で人は同じ行動を起こす」

現代は、上司や同僚または部下などとのコミュニケーションに悩んでいる女性社員が多く、仕事よりも社内の人間関係をよくすることに神経をつかって疲れ切ってしまうOLも珍しくはありません。そこで、職場の人間関係について心理学の側面から解決策を探ってみましょう。

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■「パブロフの犬」と条件反射

旧ソ連の生理学者、イワン・パブロフが発見した「パブロフの犬」という心理学実験はよく知られています。これは、動物の「条件反射」を立証した実験で、飼い犬にエサを与える際に、毎回一定の音を聞かせ続けることによって、ついにはただその音を聞かせるだけでエサを与えなくても犬はよだれを垂らすようになるという内容です。

つまり、特定の条件下の状況を繰り返すことによって、動物は反射的な行動をとってしまうという本能が備わっているというわけです。

■女性に多い「団体行動」の理由

女性は社内で社員とのグループを作って行動する傾向が、男性よりも強くあります。これは、団体行動をする際に、できるだけ多く自分の仲間を作っておくことで、収穫の分け前などを確保するという、古くからの人間の性質からくる習性ともいわれています。

■社員間コミュニケーションには心理学的検証を

企業で仕事をする以上、誰しも他人とのコミュニケーションを避けることは不可能です。しかしながら、与えられた仕事はソツなくこなせるのに、なぜか社員間のコミュニケーションがうまくとれないという人が少なからずいます。

仲間とのコミュニケーションに失敗すると、次第に周りとの関係が険悪になっていき、何気ない行動でもことごとく悪意に受け取られるようになって、ますます周りから疎外されてしまいます。

まさに「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」という状況が生まれるわけです。心理学上では、一定の条件反射によって人間は同じ行動を起こすことが証明されており、同一の刺激による反応を「刺激汎化」と呼び、それに付帯する現象を「二次刺激汎化」と呼んでいます。

社内コミュニケーションを円滑にするためには、このような心理学的な検証作業が必要でしょう。

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