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雑学 生活

幼いうちにテレビを見せっぱなしにすると他人の気持ちがわからない子に―米研究結果

子供に幼いうちからテレビばかり見せて放っておくと、他人の気持ちを受け入れたり理解する能力が育たなくなる、という子供を持つ親には気になる調査結果がありました。

【「※」の後に続くテレビのテロップと言えば? 1位「危険なので真似をしないでください」】

子供が他者の心の状態、目的、意図、信念、志向、疑念、などを推測する心の機能―「心の理論」―を急速に発達させるのは就学前の時期だといいます。心理学で言うこの「心の理論」がこの時期に十分に育たないと、他人の気持ちを察する能力に欠けるため後々の社会生活に影響が出てしまうのです。

テレビがどのように幼い子供の心の発達に影響を与えるか調べるため、米オハイオ州立大学ではでは3~7歳の子供を持つ親に家庭でのテレビ視聴の状況について詳しく調査を行いました。その後、子供たちには「心の理論」の発達度を測るテストを行います。

結果からは、子供の年齢や社会経済的環境を考慮に入れても、テレビを見る時間が長い子や自分の部屋にテレビを持つ子は、この能力の発達が低いことが明らかに。

過去の研究でも、テレビは子供が他人にはそれぞれの視点と考えがあるという判断力を発達させるのに役立たないという結果がありましたが、今回の結果もそれを裏付けるものでした。

調査を担当した同大学のナザンソン准教授によると、それに対し本は登場人物の気持ちを描写するので、この能力を育むことができるといいます。ただ、テレビでも親と一緒に会話しながら見るのであれば、1人きりで見ている子供より評価テストの結果は良かったそうです。

「私たちの調査からは、親と子供の普段のコミュニケーションが「心の理論」の発達に深く関与していることです」と語るのはナザンソン准教授。この年齢の子供が2次元の画面を見ながら、心的な物事の見方を理解するのは難しすぎますが、親と一緒に見るのであれば親との会話の中で、他人にはそれぞれの考えや気持ち、信念などがあることを学ぶことができるといいます。

幼いうちから自分と他人の違いを受け入れ、理解できる能力を養うことは、大人になってからの対人関係がどれだけうまくいくかを左右する大事な要素だと言えるでしょう。

参考:Want More Tolerant Kids? Keep Them Away from the TV
TV makes kids less tolerant
http://healthland.time.com/2013/11/22/want-more-tolerant-kids-keep-them-away-from-the-tv/#ixzz2mFsPkuJx

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