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遊びだったの? 彼からのお誘いはパッタリ途絶えて

「……それでは、よろしくお願いいたします」

メールを書き終えたわたしはため息をついた。
デートをしてから一週間。
加納さんからのお誘いは、パッタリ途絶えた。
LINEに入った形跡さえない。
インタビューを記事に起こした原稿も、
秘書の神城さんという人が、
間に入って代わりにチェックしているので、
加納さん自身とやり取りをすることもない。

野崎さんの時はまだ、
わたしがひとりで盛り上がっただけなので、
仕方がないとあきらめもつくけれど。
今回は一度あれほど親密な関係のデートをして、
それで音沙汰なしなので、かなりへこむ。
やっぱり、すごく忙しいのかな。
もしかして、まったくの遊びだったり。
まさか、軽い女と軽蔑されているとか。

頭の中をぐるぐると、いろいろな思いが駆け巡る。
それでも仕事中は何とか集中して、その帰りに
電車の中でスマートフォンを取り出すと、
LINEにメッセージが入っていた。
……えっ、輝樹!
女子大生と結婚すると言っていた彼が、
今さら一体、何の用があるわけ!?

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