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雑学 生活

朗報!おもちゃを片付けないで遊ぶ子こそ「精神的に健康」と判明

Update : 2013.11.11

おもちゃをきちんと片付けてから遊ぶ子と、片付けないで次の遊びへうつる子。多くの親は前者を“良い子”と判断します。しかし、子育て情報サイト『MIND』にて、児童精神科医の佐々木正美先生は、前者を「ある意味で心配」と指摘します。

しばしば親にとって“良い子”とは、“都合がいい子”になっていることが少なくないもの。片付けない子のほうが健康な理由を、上記サイトよりご紹介します。

 

■本当の遊びは片付ける暇もない

「子どもというのは、思いっきりヘトヘトになるまでおもちゃを出して遊んで、終わった時にはくたびれて、もう散らかしたおもちゃを片付ける元気がないというほど精いっぱい遊ぶものです。ある意味からすればこれが本当に健康な状態」

と佐々木先生は言います。でも、片付けないと部屋は散らかり放題で親はイライラしますが……。

「それはむしろ長所なんです。程度の問題はあるかもしれませんけど、小さい時であればあるほど片付けの上手な子は、遊びへの活力や意欲が乏しいとも言えるわけで、心配でしょうがないです」

親はどうしても片付けない子を怒ります。しかし、根本的に大切な“子どもの遊び”という視点からみれば、片付けて遊ぶほうが中途半端で心配なんですね。

■“長所=親にとって都合がいい”という落とし穴

このように親にとって都合の良い面が、子どもの長所になっていることは少なくありません。例えば慎重派という性格も、体育会系の親からみれば“情けない”という短所になりますし、職人気質の親からみれば“しっかりしている”という長所に変わります。

他にも、親が楽できる、親の好みや希望通り、親が躾をしていると思われるなど、親の都合で長所や良い子の意味は変わります。しかし、これではおかしいですし、子どもの人格形成や精神性に悪影響を及ぼしてしまいます。イラッときて怒る時、自分の都合を子どもに押し付けてはいないか、じっくり考えてみましょう。

 

■指摘するなら長所をたくさん、短所は少なく

「私たちはうっかりすると、長所より短所のほうに敏感になって、そこを直そうとする。子どもの希望に応えるより、親の希望や教師の希望に応えてもらおうとするようなことをたくさんやります。まずは、これを反対にすることです」

さらに、子どもへの指摘は「長所をたくさん、短所は少なくていい」と佐々木先生はアドバイスします。

子どもにいくら短所を指摘しても、治ることはないでしょう。それは大人も同じですよね。“長所⇔短所”です。特に小さい頃ほど、長所を褒めて自信をつけさせてあげることで、短所の部分も改善されやすくなります。

子どもの年齢ごとの発達段階や理解力に目を向けることも大切です。例えば2歳児に「きちんと片付けて!」と要求しても、まだ無理でしょう。5歳くらいになれば、理解力も上がります。

忙しい毎日では、つい自分中心になってしまいますよね。しかし子育ては、子どもの性格や成長段階に目を向けることが鍵となります。子育ては自分育て。自分の感情や都合に流されずにいきたいものですね。

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【参考】

※ MIND子どもの心を育てるために

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